2017年4月8日土曜日

いわきこどもプロジェクト たっちコラムno.37

2013年9月号のたっちコラムです。

 私はいわきで育ちましたが、結婚して主人の実家の近くである東京に引っ越し、義母にも助けられながら子育てをしていました。長女がお誕生を迎える頃に主人の仕事の関係で引っ越すことになりました。主人と私と両方の実家から遠い愛知県での暮らし。そんなときに手にしたフリーペーパーには、ママからの悩み相談を受け付ける助産師さんの電話番号や、子ども部屋がある歯科医院の情報が書いてありました。助産師さんにも電話をし、自宅付近で信頼できる小児科医を紹介してもらったり、念願の二人目を授かったときには託児室がある産婦人科も教えてもらいました。ママ友もできて新しい生活にも慣れてきた頃、今度はいわきに引っ越すことになり、私の実家近くに住むことになりました。地元なら子育てするのも楽だと思って帰ってきましたが、子どもが生まれてからは同じいわきの町もそれまでの町とは違って見えました。いわきでの子育てに関する情報がまったくなかったからです。その後、自分で子どもを連れていろんなことに参加したり、調べたりしました。愛知に引っ越した頃、あのフリーペーパーがとても頼りになったように、自分で調べたことが新しくママになった方やいわきに引っ越してきたママの参考になれば、という思いでブログを始めました。いわきこどもプロジェクト子育てに関する様々な情報を発信しています



2017年4月7日金曜日

手作りおやつ

末っ子ちゃんがレシピを見ながら作ってくれたおやつ。
美味しかった~♪

簡単スイーツ くるくるチョコバームクレープ

2017年4月6日木曜日

指月の喩(たとえ)

「指月の喩(たとえ)」とは禅の経典にある問答の中の言葉です。

言葉というのは発したかぎりは言葉(指)にすぎないけれ
ど、本来、言葉が伝えようとしているのは、その先にあるもの(月)こそであり、それが何より大事なのだ。そんなことを言っています。

この喩は、どちらがどうあるべき、というよりも、伝える
側にも、月がどのようであるか相手に伝わるように言葉を使うことが大切であるし、きく側は、指(言葉)の先に何があるのか、そのことに心をかけてみなさい。という訓えと、解釈しています。

「ひとは対人が指さすと、その指先ばかりみて、指の先その向こうにある月を視やしない。けれど相手が見てほしいのは指先なんかじゃなくて、あの月なんだよ。」

自分の中の常識をちょっと下におろして、ほんの少し心を
遣うだけで、もしかしたら、今まで気がつかなかった月の美しさに、出逢えるのかもしれませんね。


花以想の記 20170402 Facebookページより

2017年4月5日水曜日

毎日がいのちのまつり たっちコラムno.36

2013年8月号のたっちコラムです。

 私が持っている絵本「いのちのまつり」を書いた作者が「毎日がいのちのまつり」というエッセイ本を出していると知り、早速図書館から借りてきました。「いのちのまつり」はおばあちゃんが主人公のコウちゃんに「ぼうやにいのちをくれた人は誰ね~?」と質問するところから始まります。コウちゃんは自分のいのちはおじいちゃんやおばあちゃんやその上のもっと沢山のご先祖さまからのいのちとつながっていることを知り、自分のいのちもその後にずっとつながっていくことを実感するというお話です。この本には「いのちのまつり」や同シリーズの絵本「つながってる!」や「おかげさま」がどうして出来上がったのか、その経緯も書かれており興味深い内容です。我が家でも主人は子どもたちに言います。お父さん、お母さんのご先祖さま、誰か一人でもいなかったらお父さんもお母さんもみんなもこの世に生まれることはできなかったんだよ、と。その言葉に私や子どもたちにつながる沢山のいのちを想像し、また子どもたちのあとに続く沢山のいのちを思います。お風呂に入ったときには子どもたちと一日何事もなく無事に過ごせたことを感謝し、私達にいのちを授けてくれたご先祖さまと日頃お世話になっている両親や兄妹に手を合わせるようにしています。8月13日は迎え火を焚いてご先祖様をお迎えします。

子育て中のお母さんにも参考になる話が
たくさん詰まっています

※「いのちのまつり」は小3、「いのちのまつり つながってる」は小1、「おかげさま」は小4の
道徳の教科書に採用されたそうです。



2017年4月4日火曜日

カツカリー

前から行きたいと思っていた鮎川さんにやっと行くことができました。


お目当てはもちろん、カレーライス♪


どれにしようか悩みましたが、今回オーダーしたのはカツカリー。


揚げたてのあつあつお肉がどーんとのっていました。
カレーもいろんなものが煮込んであって美味しかった♪


写真を取り損ねましたが野菜サラダもスーパーで見かけてもオーダーしました。
シンプルなサラダなのに、日向夏(レモンだと思っていた)の皮が
薄くスライスしたものが入っていてすっごく美味しかった!!

おかみさんと年配の女性と二人で切り盛りしているお店です。
お昼時は常連さんで混み合います。
テキパキとしたおかみさん。会話もさっぱりしていて楽しい方でした。

お店はカレーをオーダーする人とラーメンをオーダーする人と半々くらいでした。
ラーメンと手作り餃子を食べている人もいて
それもとっても美味しそうだったから次回はラーメンと餃子を注文しようかなぁ。

食事が終わって会計をしようとしたら日向夏の皮をむいていたおかみさんが「ちょっと待って」
常連さんや私たちに薄くスライスした日向夏の皮と実を「食べてみて」と渡してくれました。
日向夏は皮と身の間にふわふわの白いわたが沢山詰まっていて
そのわたは食物繊維がたっぷりだから実と一緒に食べるといいよ、と教えてくれました。
日向夏はスーパーで見かけても買うことはなかったので
次回見かけたら買ってみようと思います。

2017年4月3日月曜日

養育里親

 友人が里親制度に興味があることを知りました。彼女の家は沢山の子宝に恵まれていたので「どうして里親?」と不思議に思っていました。
 数日後、ベビーカーに赤ちゃんを乗せた彼女に会いました。彼女の話をよく聞くと、彼女が興味を持っていたのは“養育里親”でした。
 家庭の事情で子どもの面倒を見ることができない、そういう子どもを一時的に預かって面倒を見る、という制度です。
 以前、母親委員会の講演会で浜児童相談所長の話を聞いたことを思い出しました。いろんなことで煮詰まってしまったときは、一時的に子どもを預かってもらい、その間にリフレッシュしたり、生活を立て直したりすることで子どもとも前向きに向き合えるようになるから、大変なときはひとりですべて抱え込まないでいいんですよ、という話でした。
 彼女はそういう制度を利用している方のお子さんをお預かりしているのです。
 いろいろな事情で一時的にでもお子さんと離れなければいけない親御さんやお子さんの気持ち、そして愛にあふれる大家族の彼女の家で預かってもらえることを思うと、私も涙があふれてきました。
 彼女がどうして里親制度に興味を持ったのかというと、彼女の家の一番上のお子さんが幼児虐待のニュースをテレビで見たとき「うちに来ればいいのに」と言ったひと言がきっかけになったのだそうです。うちに来れば、こんなツライ目にあわなくてよかったのに、と。
 子どもが一人増えてもそんなに変わらない、と彼女は笑います。そして彼女の家の子ども達もちびちゃんをかわいがっているそうです。私も大家族で育ちました。兄妹が沢山いて楽しかった。だから日々の様子が想像できます。彼女の家に来たちびちゃんも、子どもが沢山いるおうちで過ごす日々はきっととっても楽しいだろうなぁと。
 お子さんをお預かりして我が子同様に育てるなんて彼女はホントにすごいなと思いました。私はできるだろうかと考えましたが、子ども達の成長に合わせて私も仕事も始めてしまったからちょっと無理だなぁ、と。でも彼女のおかげで“養育里親”という制度があることを知ることができました。
 そんな中、こんな本があるとネットで見かけました。「家族」をつくる-養育里親という生き方 読んでみようと思います。

2017年4月2日日曜日

あかちゃん にこにこ おはなしかい たっちコラムno.35

2013年7月号のたっちコラムです。

 昨年、末の妹はママになりました。当時7ヶ月だった甥っ子を連れて図書館で行われた赤ちゃん向けの読み聞かせ会に参加してきました。帰って来た妹から「赤ちゃん対象の読み聞かせ会ってないのかな?」と聞かれたのがことの始まり。図書館だと一年に一度しか行っておらず、市内の読み聞かせ会は対象年齢が広い。赤ちゃんメインの読み聞かせ会はあまり聞いたことがなかったので、あそび工房スタッフに「キッズルームで時々、赤ちゃんをメインにした絵本の読み聞かせがあったらいいなと思うのだけれど、誰かやってみたい人はいませんか?」と呼びかけたところ、何人かが「やってみたい」と声をあげてくれたので、前回のあそび工房のあとにキッズルームで打ち合わせをしました。赤ちゃんに読み聞かせをするなんて、まずどんな絵本を読んだらいいのか、そこから悩みました。会の名前は「にこにこかい」。読み聞かせ会の名前も決めました。「あかちゃん にこにこ おはなしかい」。私達は素人の集まりなので最初から上手くいくか分かりませんが、まずはお試し会をしてみよう、それで自信がついたらちゃんと告知をしてお話し会をしよう、と決まりました。あそび工房でおなじみのみかづきやさんも登場する予定です。

なれてきたらお話し会に来てくれたママのために
こんな絵本も読みたいなと思っています。