2021年2月3日水曜日

北二区ババの会 つるし雛展覧会

 

北好間にある北二区集会所

着物姿のご婦人がお出迎えしてくれてるのかな?

入り口からすでにwelcome♪という気持ちがあふれていて一人でも入りやすいです。


中に入ると先ほどのご婦人が、と思ったら「え?!今日、節分だから豆まき用のお人形なの?!」
めちゃめちゃびっくりしました。


玄関にもかわいいつるし雛が飾られています。


部屋の中に入るとたくさんのつるし雛が天井から吊り下げられていてキレイでした。


壁にもたくさん吊り下げられています。


私のツボだと思ったのがこちらのダイコンさん。下駄を両手に持ってます。


奥にはおひなさまも飾ってありました。(個人所有のものです)


玄関にもありましたが、ここにもかかしたちが~。


いわき市社会福祉協議会の住民支え合い活動づくり事業の一環として
夏は手づくりのかかしを展示しているそうで
それでかかしさんが多数、友情出演しているようです。


こちらも個人所有の山形の泥人形。昭和の初め頃につくられたそうです。
つるし雛だけだとさみしいかな、とご自宅から持ってきて飾っているそうです。


こちらは出目金ちゃん。


基本形はこの“さるぼぼ”ちゃん。


こっちはいちごちゃん。


ダイコンさんやニンジンさんの野菜シリーズ。


これは柿かな?


完成したさるぼぼちゃんたちが出番を待ってます。
数がまとまったら天井から吊り下げるのかな?


部屋に入ってきた時から気になっていた料理の写真。


毎月第二木曜日に福祉協議会から依頼されて、地域の高齢者の皆さんと体操などをしており
その後、食事を提供しているそうでその写真なのだそうです。
参加費400円で、お住まいの地域にかかわらずだれでも参加できるとのこと。
コロナの影響でここ数か月はお休みしているそうですが、早く再開できるといいですね。


部屋の中ではババの会のみなさんがチクチク手を動かしていて
つるし雛を見に来たお客さんに「作り方教えるから一緒にやろう」と巻き込んでいました。


夏にかかしをつくったときに余った端切れを使い
糸は刺し子で使っていたものを持ってきて作っているから
「このつるし雛には全然お金がかかっていないんだよ」とのこと。


さるぼぼは正方形のキレをチクチクなみ縫いしていくだけです。
「さるぼぼ 作り方」でネットで検索してみたらいろいろ出てきました。


私にも「一緒にやろう」とすすめてくださいましたが
これからまた仕事に戻るので作り方を写真を撮らせてくださいね、と。


そして中に綿を詰めます。


だんだんさるぼぼの形になってきました。


綿を入れたら顔をつけます。


こちらが顔部分。


お腹と頭を付けたらさるぼぼの出来上がり。


この針山、ペットボトルの蓋を利用して作ってあってかわいいのです。

鑑賞に来た方に「座ってお茶飲んでいきな。ほら、お菓子もあるから」と
大きな缶の蓋を開けて、おせんべいや一口羊羹や、飴などを出してくださいました。
お湯も沸かしてあり、来客用に湯飲み茶わんやコップも用意してありました。
その後もお客さんや「みかん持ってきたよ~」とババの会の方がいらっしゃって
一人で行きましたが、あたたかく迎えていただいてホントに楽しかったです。
ババの会の方の言葉の訛り(“え”を“い”と発音する)がおばあちゃんと同じで
おばあちゃんとしゃべっているみたいで、懐かしくて涙が出そうになりました。
前日に新聞で紹介されたらしく「新聞を見てきたよ」とお客さんがいらっしゃいました。
「土日は甘酒でも作るかねぇ~」なんて話も。
帰るときも「またいつでもおいでねー!!」といわれ、あったかい場で「ああ、いいなぁ」と。
何度も足を運びたくなりました。

コロナで外出自粛が続く中、地域住民の居場所づくりをしようと
昨年8月からは月に一度集会所でつるし雛を制作し、5か月で1000点のつるし雛ができあがりました。
展覧会が終わるまでどんどん作品が増え続けます。
また近くにある北好間郵便局でも展示されているということで、郵便局に寄って帰りました。
また行きたいと思います。

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