2024年5月22日水曜日

発達ゆっくりさんのお話会

ママたちはどんなことに困っているんだろう?どんなことを知りたいのかな?
キッズ★アリぺにどんな内容を掲載したらいいんだろう?と思って
プラクーチェさんの発達ゆっくりさんのお話会へ。


小名浜地区の子育てコンシェルジュさんも同席する中
それぞれ自己紹介をしたあと、困っていることなどのお話を聞いて
私も知っている限りでお役に立てそうなことを紹介しました。

帰ってきた後も「もっといい紹介はできなかったかな」と考えていました。
翌日は内郷地区の子育てコンシェルジュさんのところにご挨拶に伺い
行ってみたいなと思っていた内郷子育て支援センターに「見学に行きますか?」と
つないでいただいたのでコンシェルジュさんと一緒に施設の見学へ。

帰り際、支援センターのスタッフにも質問してみたのですがそこで私がたどり着いた結論。
お子さんの発達について気がかりなことがあれば地区の保健師さんに相談するのが一番の近道。
「行政の窓口に行くのはハードルが高い」という声も聞きます。
そういう時は地区保健福祉センターの子育てコンシェルジュさんにお話して
(コンシェルジュさんも行政の建物の中にはいますが、話しやすい方たちですよ)
コンシェルジュさんから保健師さんにつないでいただくのがいいと思います。
ゴールが同じならば、遠回りして何度も同じ説明を繰り返さなければいけないのなら
やっぱり最短距離で行った方がいいのではないかな、と思ったからです。

2024年5月21日火曜日

嬉しい日

週末、上の子ちゃんと真ん中ちゃんが二人なかよく帰省しました。
下の子ちゃんはとっておきのリンゴジュースをネットで見つけて
2人が帰ってくる日に届くように注文していました。


夕飯は二人でタコライスを作ってくれました。


翌日のお昼はステーキを食べに行こう♪と。


数日前に上の子ちゃんから「ステーキのお店、予約したよ」と連絡が来てから
とても楽しみにしていて。


ヒレステーキをいただきました!!ステーキソースとお塩と醤油をつけてそれぞれ食べ比べ。


その後はデザートを食べに行こうとケーキ屋さんへ。


旬のフルーツたっぷり使った美味しいデザート。


2人とも4月から働き始めて、通勤とか仕事のこととか大丈夫なのかなぁって実は気なっていたので
食事をしながら話を聞けてよかった~。
それぞれに新しい場所で頑張っているようです。


いただいた初任給で食事もデザートも上の子ちゃんと真ん中ちゃんがごちそうしてくれました。
親としてこんなに嬉しい日はありません。
2人ともお仕事することができて(しかも新しい自分の強みに気づけたり)
本当にありがたいなぁと思いました。

2024年5月20日月曜日

海の近くにある素敵なおうち

豊間の海のすぐそばにあるこちらの建物。

ととろの家のすぐ近くに同じような建物があって「?」と思ったら

中に入ってまず素敵!!と思ったのが


ドアの取っ手?といえばいいのかな。安斎重夫先生がつくられたものだそうです。
こちらのオーナーのご主人が安斎先生のミニギャラリーも手掛けたそうです。


入ってすぐのスペースはカフェコーナー。
このテーブルも素敵だったのに写真を撮り損ねた……。

こちらはコース料理の案内で、ワンプレートのお料理もあるそうです。
お料理の写真を見せていただきましたが、どれも美しくて
それから旬のものを、素材のよさを引き出してお料理しているなと思いました。
予約制で少人数の方をおもてなしする、というスタイルのようなので
私も予定が決まったら主人や両親を誘って食事したいなと思いました。


奥はフリースペースになっています。「どうぞ」と出されたスリッパも素敵。


木のぬくもりにあふれた建物。


テーブルに座ってお話を伺いました。
奥にはピアノがあって、ピアノを自由に弾いてもかまいませんよ、と。
プロジェクターがあれば白い壁に映し出すことができるので、映画を鑑賞したり
ネットにつないでズームや講演会など視聴できるので、こちらで勉強会をする方もいるそう。


右手にはお手洗い


その横には階段


「ロフトもどうぞ、自由に使っていいですよ」といわれて階段を上ると


一階部分がよく見えます。
さっきまではワンちゃんがいて、私とオーナーがおしゃべりしているのを静かに見ていました。
両側に大きな窓があるので、海も近いし、窓を開けておくと自然の風がふわーっと入ってきます。


窓際には流木とシーグラス。
豊間にはこういった流木が多くあるのと、シーグラス拾いもできるのよ、と。


ワンちゃんはどうやら、扉の奥のお部屋に入ってしまいました。
お客さんが来るとすごく嬉しいそうで、でも老犬なのでちょっとお休みに入っているそうです。
吠えることなくニコニコして、かわいいブラウンのプードル犬でした。


ととろの家と雰囲気が同じで、どちらもホントにお洒落な建物です。


「フリースペースに興味があり、見学させてほしい」と連絡をして伺いました。
私より年上の方がオーナーなのかな?となんとなく思っていましたが素敵な女性でした。
私の日ごろの活動の話や活動のきっかけなどを話したあと
「活動をしていてどんな時に喜びを感じるの?」と聞かれてびっくりしました。
そんな質問は初めてだったからです。
おしゃべりしていて、考え方が私と似ているなと思って
この方なら話をしても分かってもらえるかも
と普段あまり人に話さないような話までしちゃいました。


海のすぐそばなので、お食事だけでなく海でちょっとお散歩する方もいらっしゃるとか。
「お子さん連れも大歓迎なのよ」とおっしゃっていました。
目の前には公園もあるのでいいところです。


「食で人を幸せにしたい」という思いがあり、食の勉強会を開いて他の方と一緒に学んだり
身体によいものを、と無農薬や低農薬野菜をなるべく取り入れています。
そうすることで農家を応援したい、と考えているからです。

また豊間の復興を応援したい、とも話されていました。
震災では津波で大きな被害を受けましたが、今は新しい家が立ち並び、堤防や公園も整備され
キレイな住宅地に生まれ変わっています。
ここで子どもたちとこんなことやあんなことをしてみたい、といろいろお話してくださいました。
ここからいろんなワクワクが生まれそう!!と私も楽しみになりました。

2024年5月19日日曜日

カフェ サーフィン

私がパン屋で働いていた頃のご近所さん。今は薄磯で営業しています。


元々は薄磯の、海の横を走る道路沿いにお店がありました。
私が学生時代に1度か2度行ったことがあり「素敵なお店だな」と思ったことを覚えています。


しかし震災の時に津波でお店が流されたため
私の働くパン屋さんの近所に引っ越してきたのでした。
薄磯のお店のテイストを市営住宅の1階のテナントで見事に再現させて
同じ市営住宅の1階でも入居する人が違うとこんなにも変わるのか~と驚いたものです。


前回、近くを通った時に寄ったら定休日でしたが、今日は営業していました♪


階段横にあるガラス窓のディスプレイ。色が透けてキレイ。


海沿いにあったお店も、こんな階段を上がって行くと入り口のドアがあったな。


きゃー、あの頃のままだ!!


入店早々、トイレへ。


トイレもまたかわいいのです。


窓には警察官と婦警さん。


トイレの上にはおしっこぼうやたち。


どこの席にしようか迷って


カウンター席に座りました。


いたるところに雑貨がならべられていて、私は写真を撮るのに大忙し。


階段横にもいろんなものがびっしり。


壁の黒板にはメニュー表。
この黒板には「常磐産業株式会社特約店」とありました。時代を感じさせる~。


つい最近「昔、そういえば“ボタン屋さん”があったなぁ」って
小学校に行く途中にボタン専門店があったことを思い出して
裁縫の上手な祖母に連れられて行ったら、とにかくありとあらゆる種類のボタンを取り扱っていて
もうそういうお店ってなくなってしまったなぁってさみしく思っていたところ。
こちらのボタンは量り売りしているのかな?


階段の踊り場にも洋服やバッグ類が並んでいました。


壁にかかっていたビーズのバッグ。私が小さい頃に流行っていたんじゃないかな?
なんだか気持ちまで小さかった頃に一瞬で戻ってしまったような、不思議な気持ち。


3階はお店スタッフのプライべートゾーンだったりして……と思って恐る恐るのぞいてみたら


3階も客席でした!


2階とはまたちょっと違う雰囲気


トイレも気になってのぞいてみたら


こっちのトイレはかわいい系でした。


この窓フレームは以前の店舗で使っていたものじゃないかな?


こちらはちょっと屋根裏部屋っぽいかな。
静かに読書しながらカフェタイムをしたいときにいいかも。


2階に戻ります。


席に戻ったらお冷が用意されていました。
お冷が入っているのはもともとは日本酒が入っていた瓶。オシャレ~。


クルっと椅子を回転させて横にある棚に目をやると


クラフト作品には値札が付いていて、販売していることが分かりました。
オーナーの手作りだそうです。


こちらのアクセサリーにも値札が付いていました。


全部インテリアなのかと思っていたのでビックリしましたが
沢山ある中からお気に入りのものを探して購入するというのもまた楽しいですね。


私はオーダーしたのは焼肉定食。器は益子焼だそうです。
以前は買い付けにも行っていたそうですが、最近は行ってないのよ、と。
焼肉にはすりおろしの生姜がたっぷり入っていて、私の好きな味付き梅干しつき。
私は遅めのランチだったのでしっかりご飯を食べたいと思ってこちらにしましたが
朝はモーニングがあったり、軽食やデザートもありました。
カウンターのガラス越しに置いてあったコーヒーサイフォンで
他のお客さんがオーダーしたコーヒーを淹れるところを見ることもできました。
なかなかそういう機会ってないから珍しくて……。


店内にはとにかく沢山の、レトロなものやアンティークなものがいっぱいで
でも「震災で流されてしまったお店にはもっとあったのよ」と。
こちらのお店にあるものは「また以前のお店のようなものにしたい」と震災後に集めたそうですが
それでもこんなに集まのものなの……と驚きました。
カフェタイムに何を求めるのか、それは人それぞれだと思いますが
こちらのお店はしばし日常を忘れるような不思議な空間で
かわいいものに囲まれていたい人にはおススメのお店だなと思いました。

お食事をいただきながら、今はもう取り壊されてしまった市営住宅でのお店の話や
その時にお世話になっていた人たち
それから再開発でこれから変わろうとしている駅前のことなどの話に花が咲きました。
残って再開発後もカフェを続けて欲しいと言われて
そのまま残るか、薄磯に帰るかとても迷ったそうですが
お世話になった薄磯の復興に協力したいと、戻ることを決断したそうです。
堤防ができてしまって残念ながら海は見えなくなってしまいました。
今の店舗は海岸線より少し離れたところにあります。

近くには震災伝承みらい館うすいそ公園、豊間小学校や豊間中学校があります。
震災で被害を受けた豊間中学校は豊間小学校の隣に移転しました。
震災後、新しく整備された区画には新しい家ができていて、新しい公園もところどろこにあり
小学校や中学校が近いので子育て世帯が多く移住されてきたそうです。
海沿いの地区はどうしても震災の時の津波被害のイメージがあって
なかなか足が向かないという方もいらっしゃるそうですが
新しくなった町の様子をぜひご覧いただければ、と思います。
うすいそ公園で遊んだ後に寄り道するのもいいですよ。