2016年9月29日木曜日

成長記録

子どもが小さかったころ、子ども達の日々の様子を
離れたところに住んでいる義母や友人にメールで送っていたことがあった。
ブログがあればそれに書き綴っていたのだろうけれど。

メールの文章をプリントアウトしてファイルに綴じておき
「成長記録」とタイトルをつけて保存しておいた。
で、それをこっそり読んだ上の子ちゃんはサンタクロースの招待を知ってしまったのだけれど。


「17年って長かった?」と聞いてきた上の子ちゃん。
今までのことを振り返ってみる。あっという間だったな?
「どうしてそんなこと聞くの?」と聞いたら久しぶりに「成長記録」を読んだのだと。
自分の小さかったころの出来事、ほとんど覚えてはいないだろうけど
母親の文章の中にいる小さかった頃の自分って読んでいてどんな感じなのかな?
みんなに愛されて、かわいがられて育ったということを分かってくれたらいいな。

2016年9月27日火曜日

「樹」 吉野弘

人もまた、一本の樹ではなかろうか。
樹の自己主張が枝を張り出すように
人のそれも、見えない枝を四方に張り出す。
身近な者同士、許し合えぬことが多いのは
枝と枝が深く交差するからだ。
それとは知らず、いらだって身をよじり
互いに傷つき折れたりもする。
仕方のないことだ。
枝を張らない自我なんて、ない。
しかも人は、生きるために歩き回る樹
互いに刃をまじえぬ筈がない。
枝の繁茂しすぎた山野の樹は
風の力を借りて梢を激しく打ち合わせ
密生した枝を払い落とす・・・・・と
庭師の語るのを聞いたことがある。
人は、どうなのだろう?
剪定鋏を私自身の内部に入れ、小暗い自我を 
刈りこんだ記憶は、まだ、ないけれど。

2016年9月26日月曜日

ふくまるかえっこ

昨日の ふくまるかえっこ で見つけたのは
以前、我が家がかえっこ出したキティちゃんの時計。
義母が昔、子ども達に買ってくれたもの。すごくお世話になりました。

実は「あの時計があったら~」と最近思っていて、あー、処分しなきゃよかったと後悔していたところ。
学童で子ども達と時計の勉強をするときに「あれがあったら便利だなぁ」と思っていたところで
まさかこんなところで再会するとは!!とびっくり。もちろん、連れて帰ってきました♪


2016年9月25日日曜日

雨の森 たっちコラムno.73

2016年9月号のこどもたっちコラムです。

7月号でご紹介したCD「木を植える音楽」のプロデューサー兼参加アーティストである小川倫生(みちお)さん。植田町にあるカフェキートスで小川さんのライブがあり行ってきました。生演奏で聴くアコースティックギターの曲。思い出したのは6年前のピアノコンクール。長女が弾く「セレナード」にはアルペジオというギターの奏法を模した部分があったので、ギターの先生にお願いしてアルペジオを教わった時のこと。そしてウクレレに似た楽器“バンドーラ”を子ども達と作り演奏したこと。ギターよりも弦が少ないのに「きらきらぼし」でさえ私は演奏するのに苦労しました。子ども達はすぐに弾けるようになったというのに。それから今朝読んだピアノの家庭練習に関するメールマガジンの「ピアノの練習だけでなく、実体験や感動体験をぜひさせてあげてください」という言葉。小川さんの、ダイナミックで起伏のある生演奏はぜひ子ども達にも聴かせたかった。最近は私ひとりで出かけることも増え随分と楽にはなりましたが、私は今まで子ども達といくつ実体験や感動体験をしただろう?実体験や感動体験は子どもの感性につながります。もっといろんな体験を子ども達と沢山すればよかったな。

CDで何度も聴いていた「雨の森」の生演奏を聴くことができました。
この曲には人と自然の調和を願う思いが込められています。
you tubeにアップされているのでぜひ検索してください。

2016年9月24日土曜日

命をいただく

「玄米ご飯が食べたい」という主人のリクエストから玄米も炊くようにしました。
玄米を水につけてしばらくおくと、プツプツと泡がでてきて
「あー、玄米も呼吸しているんだなぁ」と思います。
食べるということは命をいただくということだと分かってはいますが
呼吸している玄米を見て、まさに食べることは命をいただくことだとしみじみ思いました。