2025年11月30日日曜日

2025年11月29日土曜日

時空散走マップを囲む会

常磐ツアーの日の夜、マップを囲む会がありました。

常磐ツアーに参加してくださった方ともまた一緒になってゆっくり話をすることができました。

「一生懸命な姿を見ると、人は応援したくなるんだな」と話を聞きながら思った夜でした。

いつもはスタンツァで提供している、小名浜であがったさんまのコンフィ。美味しかった♪

2025年11月28日金曜日

いわき時空散走2025秋 常磐ツアー

3回目のとなる常磐ツアー。

愛車の鍵にアクシデントがあり、今回は自転車をお借りしてのスタート。


備中屋斎菊に立ち寄り、今回はお休みだったので中に入れませんでしたが
その昔、旅館業を営んでおり、備中からのお客様が多かったので備中屋という名前の宿やだったこと
現在はカフェで、日本画家だったオーナーの曽祖父が描いた絵があり
町の様子がとても細かく描かれていて素晴らしい
(カメラがなかった時代なので、町の様子を写真並みに詳しく、細かく写し取っている)
という話をしました。

そしてその次に向かったのは、常磐ツアー初登場の惣善寺。通称「下の寺」。
桜の名所である観音山の下にあるお寺で、実家の菩提寺でもあります。
小さい頃はよく観音山にも遊びに行ったし、近くに三函座もあったし
この辺り一帯は私にとっていろんな思い出のある場所です。
そうそう境内には山の斜面に穴をあけた防空壕の跡もあり
私にとっては幼少期の遊び場にいくつもあったので珍しいものではなかったのですが
市外出身のメンバーは写真を撮っていたりしたので、珍しいものなんだなと分かりました。

この町には「上の寺」(お寺はなくて今はお墓しかないけれど)「中の寺」「下の寺」があって
どうしてそう呼ばれているのか分からずに私もそう呼んでいたけれど
昔、この辺りには小川が流れていてそれぞれ川上、川中、川下にあったから
そう呼ばれていたのだと知りました。
時空散走のおもしろいところは、ずっと住んでいるのに(しかも自分の故郷なのに)
全然知らないことを知ることができるところなのです。

こちらのお寺は500年前からあるそうで
その昔、湯本の町中には至る所に湯壺があって温泉が自噴していた頃
備中屋斎菊にそのころの町の絵が飾ってあり、それを見るとよく分かります)
このお寺の境内でもいろんなところで自噴して湯気が立っていたそうです。

すぐ近くにあった大滝館(こちらの息子さんは兄の小学校の担任でした)という旅館は
ものすごい湯量だったという話なども聞くことができました。
お湯が沢山出ることを「滝」といい、湯本には「滝」(または「瀧」)と名前のつく旅館が多かった
ということも聞きました。


今回、どうして惣善寺を選んだのかというと
備中屋斎菊オーナーの曽祖父である勝之助さんが描いた涅槃図があるから。
住職にお願いすると快諾していただき本堂へ。
備中屋斎菊にある絵とはまた違ったものでした。ぜひ足を運んで実物をご覧ください。


次は温泉神社の下に移動し、新瀧の跡地を見ながら湯本にゆかりのある鯨岡阿美子さんの紹介を。
年代はだいぶ違うけれど、こんなすごい人が同じ町に住んでいたなんて、同じ女性として嬉しい。
なのに私を含め町の人はほとんど知らないので、時空散走では毎回紹介させていただいております。

そしてこれも今回が初めて。
みゆき山から駅前を見下ろして、どのあたりが再開発区域なのかを見てみました。
湯本に住んでいてもこうやって町を見ることってあんまりないだろうから、また新鮮かな。
みゆき山の昔の話なんかもちょっと出たりして。


それから今回の目玉!!チアフルカフェ~
前回と前々回と、気になりながら定休日だったので寄り道できなかったのですが
今回は期間限定の焼き芋メニューが気になったので
事前に電話して営業しているか確認しました。(笑)


いろいろ迷ったけれど芋みたらし!!
バニラアイスにお醤油がかかっていて、下にはあつあつのお芋が入っています。
お芋にしたり果物にしたり、クレープやスムージーや、どっちもオーダーしちゃう人もいて
それぞれ好きなものをいただきました。

いつも車で前を通っていて「行ってみたい」と思っても駐車場が分からなくて~
という参加者の方もいらして
駐車場の場所をお知らせしたところ「今度、また来てみます」との声があったり
なかなか男性一人では行けないからよかった~という声があったり
参加者の方にも喜んでいただけてよかった♪
ツアーをアテンドする側としては
町のおすすめポイントに参加者の方を連れて行けることも楽しみの一つです。

チアフルカフェのあとは、その昔給食センターだったところや私が生まれた産院の跡を通り
ちょっと紹介した後に温泉スタンドへ。ここも今回初です。


ガソリンスタンドのように、温泉を給湯できます。

こんな機械が並んでいます。


使用するには常磐支所で温泉メダルを購入します。200ℓ 120円、1000ℓ 300円。


こちらはポリタンク用なので、ポリタンクにお湯を入れるのかな。
200ℓ ってどのくらいの量?家庭のお風呂の浴槽にお湯をためるとして、どのくらいなんだろうね?
という話になりました。


介護事業者がここで業務用の大きなタンクにお湯を給湯し
介護する方の自宅の浴槽にお湯を入れて、お風呂介助する、という使い方などがあります。
もちろん一般の方も自由に購入できます。自宅で温泉のお風呂が楽しめますよ。


帰りはこんぴらさまの横を通って「おかんアート」ならぬ「おとんアート」を紹介し
鳥静も気になるから次回のツアーではみんなで寄り道してから揚げを食べるのもいいねぇと
話しながら湯本駅に戻りました。


駅前まで戻ってきて、解散時刻まで少し時間があったのでことりさんに寄り道!!
その昔、私が小学生だった頃、ここにはペットショップがあって鳥かごに入った小鳥もいて
通学路沿いだったこともあり、小学生の寄り道スポットでした。

そしてとにかくことりさんのお菓子は美味しい♪
素材にもこだわっていて、丁寧に作られているのが分かる。
参加者の方も「帰りに買って帰ろうと思っていました!!」ということで
何とツアー中2回目の甘いものやさんに立ち寄りました。


こうして無事に3回目の常磐ツアーが終了しました。
なんと嬉しいことに前回から参加している方より
浅貝地区の貴重な昔のイラストをいただきました。
これは次回、また浅貝を紹介しなければ~。
だって常磐コールシスターズというすごいチームがあったのを
私を含め、地元の人たちは知らないので。

そして浅貝ときたら温菓子屋のメロンパンよね!!と早くも甘いもの補給ポイントは決定です。
毎回、私の頼りないアテンドで大丈夫かな、と気になっていますが
(参加者の方が地域の説明してくださったり、貴重な思い出話のおかげで助かっています)
次回も町の紹介やおすすめポイントなどを参加者の方と共有したいと思います。
町の今と昔が交錯する自転車ツアー。(時速3キロ、走行距離6キロですが)
春の時空散走もお楽しみに。

2025年11月27日木曜日

舞花

時空散走の秋ツアーの日。午前中のリハーサル後のランチに選んだのがここ。


パブなのだけれどランチ営業(不定期?)も始まったと聞きました。
お休みだったら違うところにしようと思ったのだけれど
入り口のドアをおそるおそる開けてみたら開いたので
思いきって「今日はランチやりますか?」と大声で聞いてみました。
すると奥の方から「大丈夫よ」と聞こえてきたので「やったー!!」と。
開店まで少し時間があるけれど、入って待っていて大丈夫とのことだったので
座って待っていました。


こちらのママはフラガール1期生なのです!!ちゃんと写真も飾ってありました。
だから時空散走のランチをここにしようと思ったのでした。


ちなみに今日のメニューはこんな感じ。


私は豚丼。
メンバーは昔ながらのパスタ(ナポリタン)や焼うどんをオーダーしていて
そちらも美味しそうでした。


食後にコーヒーがつきます。


会計しようとしたらお菓子のサービスも。

私が「ここのお店、いいな」と思ったのは常連のシニアの女性客でにぎわっていたこと。
うちの母よりも年代が上のお客様たち。
私たちの他に予約のお客さんが二組いて、食事をしていたらまた一組
どんどんお客さんが来店して、みんなとっても元気におしゃべりしていて。
シニア層がこんなに楽しく、元気に集えてランチができる場所があるって
すごくいいなぁって思いました。

パン屋で働いていた時も、近くに公衆浴場があったから
お風呂に行く前やお風呂の帰りに寄ってくださるシニアの元気なお客さんたちがいて
お客さんたちの会話に私も混ぜてもらったりして
それはそれで楽しい時間だったなぁと思い出しました。
時空散走の日に、町の新しい一面を知ることができてよかった。


町の魅力を発見できたランチのおかげで、午後の時空散走も気持ちよくスタート出来ました。

2025年11月26日水曜日

すぎの家書房

車好きな甥っ子ちゃんとママが教えてくれた本屋さん


住宅街の中にあります。


駐車場はお店の近くにあります。
私もよく確認しないで来てしまって慌てましたが、矢印の方を見たらすぐに分かりました。


めちゃめちゃお洒落なのでビックリ。


先月オープンしたばかりです。
営業日などはInstagramにアップされているカレンダーでも確認できます。


リサイクルブックが店頭にあり、気に入った本があれば一人一冊お持ちください、とのこと。
お店に入る前にここで一度立ち止まって絵本をめくる。


そしてやっと入店!!


名誉店長のにゃんこさんの爪とぎの跡が入り口に。
車庫だったところを改装して本屋さんにしたそうです。


店内には新品の本とバーゲンブック、古本が並んでおり、価格表示がそれぞれ違うとのこと。
入店するとオーナーが丁寧に説明してくれます。


オーナーが車やバイク好きなので、絵本もそれにちなんだものがありました。
黒電話やダイヤル式の電話は子どもたちにとっては新鮮に映るんだろうな。


せなけいこの絵本はこどもたち、大好きですよね。私も小さい頃、家にありました。


子ども向けの本コーナーもありました。


絵本のほか、児童書も。


こういう絵本も貴重だなぁ。
保育士の試験を受けたときにこんな感じの、保育園での一日を描いた絵本を買って
絵の練習をしたことを思い出しました。


吉野弘さんの詩集があってパラパラめくってみたら I was born の詩や 祝婚歌 があったので
「これは!!」と思って買いました。


レシートがまたおもしろい。名誉店長やオーナーのメッセージが印字されている長ーいレシート。
「こんなことできるんですね」とオーナーに話しかけちゃいました。


読まなくなった本を、また違う誰かに手渡すお手伝いもしているそうです。
こういう本屋さんに来る人は本が好きな人だろうし
そういう人は本を大事にしているだろうし、きっと新しい持ち主も大事にするだろうな。
あ、本屋さんなので本の取り寄せもできるそうですよ。


とっても立派なグリーンがお店の柱を飾っていて
「これは本物なのか?」と静かに観察していたらお店から出てきたお客さんが
「それはモッコウバラですよ」と教えてくれました。黄色かと思ったら白いバラが咲くそうです。


以前は屋根を覆いつくすほどだったそうですが、枯れ葉が大量に落ちるそうで
この柱に巻き付く程度になったようです。モッコウバラが咲いたら見てみたいな。


おしゃべりした方は近所にお住まいだそうで
「町に本屋さんがなくなっちゃったから、こういうお店はとっても貴重なのよ」と。
自転車かごに買い物したものが入っているのが見えました。
買い物の帰りにフラっと寄れる本屋さんがあるのっていいな。
私の住む町でもどんどん本屋さんはなくなってしまって、高校の近くに一軒あるのみ。
この地区は図書館も遠いから、なおさら本屋さんがあるのはいいと思う。


売れ筋の本が並んでいる大衆向けの本屋さんではなくて
自分の好きな本を選んでおいている、そんな本屋さん。
私が入店したあとにもお客さんがポツリポツリとやってきて
こんな住宅街にある本屋さんなのに!!と驚きました。
町の本屋さんがどんどん姿を消しているけれど
高松にある本屋さんルヌガンガみたいに魅力的な本屋さんもあるわけで
オーナーの「発信するもの」(好き、だったりおススメしたいもの)に
お客さんが集まってくるんだろうな、と思いました。
車やバイク関連の本もありましたが、私が読んだことがある本や読みたいなと思っていた本
おもしろそう、と思った本もあって、私と本の好みがあって嬉しい。

今、福祉の勉強をしているけれど福祉は哲学と似ている(答えの出ない問いを考え続ける)なぁ
と手にした本のある一項目を読みながら思いました。
椅子があったら座り込んで読みふけってしまいそう。いかんいかん、ここは図書館ではない~。
春の試験が終わったらまた来よう。

2025年11月25日火曜日

今年の赤

毎年、同じような角度から同じような写真を撮ってる。(笑)赤い色がとっても素敵だから。











紅葉狩りにはなかなか行けないけれど、楽しませてもらっている。