車好きな甥っ子ちゃんとママが教えてくれた本屋さん。
住宅街の中にあります。
駐車場はお店の近くにあります。
私もよく確認しないで来てしまって慌てましたが、矢印の方を見たらすぐに分かりました。
めちゃめちゃお洒落なのでビックリ。
先月オープンしたばかりです。
営業日などはInstagramにアップされているカレンダーでも確認できます。
リサイクルブックが店頭にあり、気に入った本があれば一人一冊お持ちください、とのこと。
お店に入る前にここで一度立ち止まって絵本をめくる。
そしてやっと入店!!
名誉店長のにゃんこさんの爪とぎの跡が入り口に。
車庫だったところを改装して本屋さんにしたそうです。
店内には新品の本とバーゲンブック、古本が並んでおり、価格表示がそれぞれ違うとのこと。
入店するとオーナーが丁寧に説明してくれます。
オーナーが車やバイク好きなので、絵本もそれにちなんだものがありました。
黒電話やダイヤル式の電話は子どもたちにとっては新鮮に映るんだろうな。
せなけいこの絵本はこどもたち、大好きですよね。私も小さい頃、家にありました。
子ども向けの本コーナーもありました。
絵本のほか、児童書も。
保育士の試験を受けたときにこんな感じの、保育園での一日を描いた絵本を買って
吉野弘さんの詩集があってパラパラめくってみたら I was born の詩や 祝婚歌 があったので
「これは!!」と思って買いました。
レシートがまたおもしろい。名誉店長やオーナーのメッセージが印字されている長ーいレシート。
「こんなことできるんですね」とオーナーに話しかけちゃいました。
読まなくなった本を、また違う誰かに手渡すお手伝いもしているそうです。
こういう本屋さんに来る人は本が好きな人だろうし
そういう人は本を大事にしているだろうし、きっと新しい持ち主も大事にするだろうな。
あ、本屋さんなので本の取り寄せもできるそうですよ。
「これは本物なのか?」と静かに観察していたらお店から出てきたお客さんが
「それはモッコウバラですよ」と教えてくれました。黄色かと思ったら白いバラが咲くそうです。
以前は屋根を覆いつくすほどだったそうですが、枯れ葉が大量に落ちるそうで
この柱に巻き付く程度になったようです。モッコウバラが咲いたら見てみたいな。
おしゃべりした方は近所にお住まいだそうで
「町に本屋さんがなくなっちゃったから、こういうお店はとっても貴重なのよ」と。
自転車かごに買い物したものが入っているのが見えました。
買い物の帰りにフラっと寄れる本屋さんがあるのっていいな。
私の住む町でもどんどん本屋さんはなくなってしまって、高校の近くに一軒あるのみ。
この地区は図書館も遠いから、なおさら本屋さんがあるのはいいと思う。
売れ筋の本が並んでいる大衆向けの本屋さんではなくて
自分の好きな本を選んでおいている、そんな本屋さん。
私が入店したあとにもお客さんがポツリポツリとやってきて
こんな住宅街にある本屋さんなのに!!と驚きました。
町の本屋さんがどんどん姿を消しているけれど
高松にある本屋さんルヌガンガみたいに魅力的な本屋さんもあるわけで
オーナーの「発信するもの」(好き、だったりおススメしたいもの)に
お客さんが集まってくるんだろうな、と思いました。
車やバイク関連の本もありましたが、私が読んだことがある本や読みたいなと思っていた本
おもしろそう、と思った本もあって、私と本の好みがあって嬉しい。
今、福祉の勉強をしているけれど福祉は哲学と似ている(答えの出ない問いを考え続ける)なぁ
と手にした本のある一項目を読みながら思いました。
椅子があったら座り込んで読みふけってしまいそう。いかんいかん、ここは図書館ではない~。
春の試験が終わったらまた来よう。
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