この日、午後には前から企画していた大事なイベントがあって
防災ママカフェも行きたいけれど一日家を空けるのは気が引ける。
うちはもう子どもも大きくなったし、あの震災もなんとか乗り越えられたし。
と思って防災ママカフェの参加を申込締切りギリギリまで迷っていました。
でも参加してホントによかったと思います。
何故か。
あの震災を体験して今も私の心に残っていることは
私が思ったことと、2つの目が見てきたものだけでした。
でも防災ママカフェで語られたことは沢山のママ達が見て感じてきたこと。
多くの心と沢山の目が体験し、感じ、見てきたことだからとにかくリアルで
私が知らなかった震災の話がとにかく沢山ありました。
あの震災は海溝型の地震で津波の被害が特に顕著でしたが
もし次に直下型地震が起きたら?
私はその時、家族を守れるだろうか?
当日は「防災ママブック」の内容に沿って話をしていただきましたが
この「防災ママブック」は震災後、全国から沢山の支援物資をいただいた被災地のママ達が
「自分たちも何か恩返しがしたい」
「早く未災地(まだ震災が起きていない地)のママに伝えて、子どもを守って欲しい」
「他のママにはこんな思いをしてほしくない」
という思いで、自分たちの体験したことを語り
災害に備えるために私達はどんなことをしたらいいのかが書かれていました。
防災ママブックは購入することができます |
この講演会では地震のメカニズムについての話やいわきで想定される地震
それによって誘発される災害や予想される被害についてもお話を聞くことができました。
また、小さいお子さんを災害時にどう守るか、というお話だったので
会場内では託児ペースも設けられ、ママ達がお勉強をしている間
子ども達は楽しそうに遊んでいました。
第二部では実際に非常食を食べたり、調理しました。
今回、いただくのはこちらの非常食です |
アルファ米なのでお水でご飯が食べられます 中に線が書いてあるので、そこまで水を入れます |
災害時、温かいご飯が食べられるだけでも どんなにホッとすることか これを使ってご飯を温めます |
こちらは発熱剤 |
中に発熱剤が入っています |
こちらも中に線がひいてあるので水を計ります |
先ほどの発熱剤を一番下にいれ 水とご飯を入れてチャックを閉めます |
ほんとに熱い蒸気が吹き出てくるのでヤケドに注意です |
ブクブクお湯が沸騰しているのが分かるでしょうか? |
お次は缶パン |
蓋は包丁にするのでキレイに開けました |
こうすれば包丁がなくても切り分けられます |
ご飯、調理完了♪ |
みんなでなかよく分けて食べました |
炒飯味のご飯、美味しかったです♪ |
日本全国、様々な場所で開催されているという防災ママカフェ。
他の開催地ではどこも満員だという理由がよく分かりました。
またぜひいわきでも開催して欲しい、開催するときは沢山の方に聞いて欲しいと思います。
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