2014年8月7日木曜日

あそび工房物語 11

「いわきアリオスを子どもの遊び場にしよう!!」と月に一度活動しているあそび工房。
あそび工房での様子などは
“いわきこどもプロジェクト http://iwakikodomo-pj.blogspot.com/
のブログで紹介していますが
2014/3/8に福島藝術計画のフォーラムで事例発表した内容を元に
こちらではあそび工房のスタッフのことなどについて紹介したいと思っています。


あそび工房がまだ始まったばかりの頃、毎回のように参加してくれていた翠猫ピスタくん。
こんな若いお兄ちゃんが子育て支援のイベントに積極的に参加してくれるなんて
と驚きましたが、私はとっても嬉しかったです。

最近はお仕事が変わったことでお休みの日とあそび工房の日があわなくて
なかなか参加できないのは残念だけれど
自分の夢に向かって頑張って欲しいな、と思います。


似顔絵コーナーを担当していました

子どもだけでなくママさんの似顔絵も描いてくれました

2014年8月6日水曜日

人は出会うべき人には

人は出会うべき人には
会うべくして会っている。
会えない運命の人には
どうやっても会えない。
だからこそ
人との出会いを
大切に。
大切に。

2014年8月5日火曜日

有精卵と無精卵

実家の母はなるべく有精卵の卵を買うようにしています。
その母から有精卵の卵を1パックもらってきました。
息子は、卵には有精卵と無精卵の種類があることを初めて知りました。
しかも有精卵はやがて雛になってニワトリに成長すると分かり大興奮。

有精卵を食べるときもニワトリの雛を想像してしまったようで
「えぇー、これ食べちゃうの?」
と言っていましたが私達の食べるものは
お肉も魚も野菜もそれぞれのみんな命をいただいているんだから
卵だけ特別に命を食べてるわけじゃないよと話しました。

「これ、あたためたら雛が生まれるんでしょ?
あ、でもこれはもう冷蔵庫に入れてあるからあたためてもダメか。
有精卵、あっためてみたいなぁ」
というので、確かどこかの動物園で卵を人工的に育てる機械を見たことがあったなぁと言ったら
「え?それどこどこ?!見てみたい。」
人工的に育てる機械は「孵卵器」というそうですが
この分だと夏休み中に孵卵器のある動物園に行くことになりそうです。

言われてみれば、自分も有精卵は雛がかえる卵で
無精卵はどんなにあたためても雛はかえらない、ということくらいしか知らなくて
どうやったら有精卵になるのか、とかそういうことには全然興味がなかったな、と思いました。
なので図書館に行って司書の方に卵の有精卵と無精卵のことについて調べたい、と相談し
一緒にたまごの本を探しました。

いくつか参考になる本を借りて自宅に戻ると
息子は夢中になって借りてきた本を読み始めました。
借りてきた本の中で私が面白いと思って真っ先に息子にすすめたのはこれ。

ふしぎなカプセル 鳥のたまご

子どもの好奇心ってスポンジが水を一気に吸い込むように
いろんなことに興味を持っては吸収していく。
反対に大人の私は「それはそういうことなんでしょ」と頭から決めてかかって
どうしてそうなるのか、なんてまったく関心を持つこともなくて。
ああ、子どもってすごいな、と思います。
子どもと一緒に学ぶ夏です。

2014年8月4日月曜日

慈悲とは慈愛とは

慈悲とは慈愛とは、人に優しくあるにはどうすればいいのかという問いに対するマザーテレサの答え「そこに心を痛めるあなたがいる。それだけでいいのです。」

2014年8月3日日曜日

お金の使い方 たっちコラムno.7

2011年3月号のこどもたっちのコラムです。 
 
  昨日、次女は念願のケーキ作りに挑戦しました。というのは、昨年末に参加した親子金融教室で、講師であるファイナンシャルプランナーの先生の話があったからです。金融教室ではお買い物ゲームをし、経済の仕組みを体験した後で、子どもたちに今好きなことorできること、10年後、どんな職業についていたか、そしてそのために今自分は何をしたらいいのかを考えさせ、こんな話をしてくれました。お正月にお年玉をもらったら、3つに分けましょう。①将来の夢実現ツアー(7割)②そのための貯金(2割)③プレゼント(1割) 夢実現ツアーというのは、例えばケーキやさんになりたい人は自分で買い物をして家でケーキを作ってみる、実際に経験してみるといいですよ。お金は自分の夢に1歩でも近づくために使いましょう。そして、お家の人の理解と応援がなかったらできません。子どもの夢を応援してください、というのが先生の締めくくりの言葉でした。その言葉に後押しされて、パティシエを夢見る次女は昨日、スポンジケーキに弟とデコレーションをして、とても満足していました。親が先を見越して「こうした方がいい」と言うことは簡単ですが、子どものやりたい、という気持ちを大事にしたり、夢を応援するお金の使い方も考えなくては、と思いました。


2014年8月2日土曜日

タイムスリップ写真の会のこと

2014/7/30 第一回タイムスリップ写真の会がありました。

私はアリオスペーパー編集部員として活動しています。
タイムスリップ写真の会はその活動から生まれた企画です。

http://iwaki-alios.jp/cd/app/?C=freemagazine

 震災が起こる前の2009年、私は平のある本屋で働いていました。私の仕事は自転車に乗ってお客様のところへ本を配達すること。常磐に住む私は平の街へは用事のあるところに車で行き、用事が済んだら帰っていました。ところが自転車を走らせるゆっくりのスピードで平の街中を行き来すると新しい発見の連続で、私は街を探検するような気持ちで仕事をしていました。
そんな時、アリオスでコロピクツアーが開催されることになりました。コロコロとは車輪がついた人力の乗り物。そして、コロコロに乗って出かけた先で、気づいた風景を撮影するのがコロピク(=コロコロピクチャー)ツアー。それに参加することを決めた私はツアーにさきがけ、仕事中に出会い心を動かされた風景を携帯電話のカメラで撮りためました。

 そして2011年。誰も予想しなかった東日本大震災。市内でも地震によって被害を受けた建物は取り壊され、街の中の風景は一変しました。平も例外ではありません。最近、私はコロピクで撮った写真を使って何かできないだろうかと思うようになりました。たとえばもう写真の中でしか存在しない風景についていろんな人と一緒に思いを馳せたり、自分が見つけたお気に入りの場所をもっと多くの人に知ってもらったり。むかしの七夕やおまつりの写真、おもしろいなと思ったお店や看板が写っている写真などをみんなで見るのも楽しいかなと思います。人って隣にいて同じ風景を見ていても心に浮かぶことは全く違うんですよね。いろんな写真を持ち寄ってもっと自分たちの住む街の話をしませんか?写真の持ち込み方法は、事前に画像データをメールでアリオスにお送りいただくか、当日写真やアルバムをご持参いただいても構いません。(みんなで見ても差し支えない写真。)メールでお送りいただく際には、その風景についての思いをぜひ一言添えて下さいね。写真はないけれどいろんな風景を見てみたい、話を聞いてみたい、そんな方も大歓迎です。


事前申し込み制ではなかったので
当日になってみないとどれくらいの参加者がいらっしゃるのか見当がつかず
結局スタッフしかいなかったらどうしよう……と思いながら会場に向かいました。
するとすでに参加者の方が何人かいらしていて
また写真を持参している方もいらっしゃいました。
ゲストであるいわき地域学會の小宅幸一さんから写真とともにいわきの詳しいお話を伺ったり
また参加者が持参した写真をみんなで見ていきました。


いわき駅前の移り変わりを年代を追って同じアングルから撮った写真。
(同じアングル、同じ場所で撮るのはなかなか難しいのだそう)
平駅の駅前にまだアーケードがあった頃の写真。
平駅から駅名がいわき駅になった写真。
いわき駅前周辺の再開発に伴い、古い駅ビルを取り壊している様子を撮った写真。
平安橋。
松ヶ岡公園の遊具。
平駅前の藤越。
平駅前の本屋さんの上に掲げられた映画の看板。
それを見ながら「ここにサーティーワンがあったよね、懐かしい」という参加者の声。

いわき駅に駅名が変更する前の、まだ平駅だった頃。
その頃の駅前の写真を見て思い出したのは中学生だった頃の自分。
駅をでたすぐのところにあった公衆電話で
思いを寄せていた先輩に電話をしたことがあったっけ。

現在のいわき駅前にあるペデストリアンデッキを支える脚をつくっている様子をおさめた写真。
ラトブがオープンするまさにその日、テープカットを見守る人達と
ラトブのオープンを今か今かと待ち構えている人の波。
(テープカットの様子を撮るために人の波をかき分けて
やっと正面にたどり着いて写真を撮影したのだそう)
平のレンガ通りがまだ一方通行になる前の写真。
平市民会館があった頃の写真とアリオスが建築中であるころの写真。

割烹谷口楼が木造の三階建てだった頃の写真。
(明治に建てられ、その頃は2階建てでさえ珍しかった時代に建てられた三階建ての建物。
気っぷのいい大工さんで「自分はお金は残さないけれど建物は遺す」という人だった。
建築を任せた谷口楼のご主人も太っ腹な方で、元々は二階だての筈だったのに
結果、三階建ての建物になっても文句を言わなかったそう。
三階部分には八角形の間があり、ステンドグラスがはめ込んであったのだとか。
遊女がいて花街の中心的存在だったようだ、という話でした)

湯本の三函座の写真もありました。

その他に平の商店街の方からお借りしたという
さくらまつり の時のパレードの様子を動画に収めた物をみんなで見ました。
もう20年くらい前のものでしょうか。
商店街にもお金があって、映像の中に映し出される商店街のお店の数も今よりも多く
そして観客の数も沢山で
いわきの街はこんなに元気だったんだなぁと思いました。
シネマ会議 https://www.facebook.com/cinema.kaigi.iwaki?fref=ts のスタッフで
ご自身も動画を撮るという参加者の方が
「動画はその時の色や匂い、雰囲気などが伝わる」と表現していましたがまさにそうでした。

歴史は記憶と記録でできている、と小宅さん。
昔は写真もフィルムだったので、一枚一枚をとっても大切に撮っていた。
撮影した後はシャッタースピードや露出まで丁寧に記録していた、とのこと。
最近はデジカメが普及して枚数を沢山撮ることが出来る。
でもその分、記録が疎かになっているよね(例えば撮影日なども記録していなかったり)。
ああ、本当にそうだなぁと私も思いました。


今までは写真といっても自分の子どもを中心に撮ってばかりで
風景などの写真はほとんど撮影することはありませんでした。
でも今回の タイムスリップ写真の会 で他の方の写真を見せていただいて
我が子だけでなく自分の住む周りの景色を写真におさめておくというのは
実はとっても大事なことかもしれないな、と思いました。


参加者の方も私が撮った街中の何気ない風景の写真を見て
「いつもは車で通っているから、見えている風景なのかもしれないけれど
見ていないんだなと思った」という感想や
「もっと自分の身の回りの写真を撮ってみようと思いましたた」
「たった2時間の写真展なんてどんな写真展なのかな?と思ったけれどとっても楽しめました」
「懐かしい風景が沢山ありました」などなどの感想をいただきました。
参加者の感想を聞きながら、みなさんの心の中それぞれに風が吹いて
変化が起きたのが分かりました。
「タイムスリップ写真の会、やってよかったな」と思いました。

今回の タイムスリップ写真の会 は
コロピクで撮った写真 marutama-mama.blogspot.com/2014/05/blog-post_4.html
の風景が震災後なくなってしまって
どんどん人々の記憶からも失われていこうとすることに何とかできないか、という私のつぶやきを
「それ、アリオスちゃんこ(アリオスペーパーにあるボランティア編集部員のページ)に載せよう」
とアリオスペーパー編集部員の仲間達から背中を押してもらい
アリオススタッフの協力によって形になりました。
単なる私のちょっとした思いつきで始まったことを
沢山の方々と想いを共有することができて私自身も驚きました。
そして市民の思いを形にしてしまうのはアリオスのすごいところだと思います。

それから今回の タイムスリップ写真の会 はアリオスペーパーにお知らせを載せただけで
その他には積極的には告知していませんでした。
ということは、今回来て下さった参加者の方はアリオスペーパーを読んでいる方だということ。
年代も30代くらいの方からおじいちゃんとお呼びしてもいい世代の方まで
男女問わず来て下さいました。
いわき出身の方だけでなく、震災後にいわきに引っ越して来られた方も
いわきの街の変遷を興味深く見てくださいました。
これだけいろんな方にアリオスペーパーを読んでもらっているんだ、ということが
実感できて嬉しかったです。

今月末に第2回目を企画しています。
今度はどんな内容にしようか、とスタッフで近々話し合う予定です。
興味のある方はぜひ足をお運び下さい。
きっと心の中に新しい風が吹きますよ。

http://iwaki-alios.jp/cd/app/?C=event&H=default&D=01435



~お知らせ~

今回ゲストでお越しいただいた小宅幸一さんは
いわき市の公式Facebookページ https://www.facebook.com/city.iwaki.jp で
いわきの古い街の写真を定期的に更新されています。
小宅さんならではの解説も読み応えがあります。


タイムスリップ写真の会 の参加者であるTさんは
市内の様々な風景を丁寧に記録しています。
こちらもあわせてご覧下さい。

Tの撮った写真 http://blog.goo.ne.jp/taka9869
Tの撮った動画 http://ameblo.jp/taka9869/theme-10020510507.html



シネマ会議さんでは平の七夕でいわきの映像作家をいっぺんに味わうことができる
七夕限定のプチ映画祭を開催するそうですよ
詳しくはこちらをチェックしてくださいね。

シネマ会議 https://www.facebook.com/cinema.kaigi.iwaki?fref=ts

2014年8月1日金曜日

白いご飯のこと

義母の炊く白いご飯はいつもつやつやしていて美味しい。
私が同じお米を炊いても義母のようなつやつやしたご飯にならなくて
お米の研ぎ方にコツがあるのかと思って聞いてみたものの
そんなに特別なコツがあるわけではなかった。

一番最初のお水はサッと流さないとぬか臭くなるから
1回目と2回目のお水はお米に浸すことなくサッと流して
あとはジャッジャッジャッとリズミカルにお米をといでいくだけ。

義母と同じにやっているつもりなのに
何故かピカピカご飯にはならなかったのだけれど
今夜炊いたご飯はお義母さんと同じつやつやご飯に炊きあがって
「あ、お義母さんと同じ♪」と嬉しくなってしまった。
今日のご飯も昨日のご飯と同じように研いだのだけれど
何が違っていたんだろう・・・・・?