いわさぽメルマガ ☆こみゅル☆ vol.63 より
★「ゆっくり呼吸をしよう」昨年大ヒットした「鬼滅の刃」の作品の中にも語られていますが
呼吸を大切にしているなあと拝見していました。お産も呼吸を大切にします。
人が使うエネルギーは呼吸を司ることによって、その強さを発揮できることがとても力強く、美しく描かれています。
呼吸法の第一人者、加藤俊朗さんの教えの基本は「お腹で息を吐く」こと。
あなたは身体のどこで、どんな風に息をしていますか? 目を閉じて、少しのあいだ自分の呼吸に意識を向けてみてください。
呼吸という言葉は呼が『吐く』で、吸が『吸う』。この言葉にはすごく意味がある。『吐く』と『吸う』、このリズムが呼吸。
これは、本来、腹じゃないとできないこと。胸じゃなくて腹。
生きていると、肉体と一緒に心も成長し、心がいろんなことを判断し、ストレスがかかる。そうすると、胸で呼吸するようになる。
胸でばかり呼吸をしていると、ますますいろんな感情が溜まるようになる。それを『心の汚れ』と僕は呼んでいる。不安、心配、恐れ、悲しみや憎しみ、
という感情。これが溜まると、どんどん腹での呼吸ができなくなって、悪循環になる。腹で息を吐くと心が綺麗になるっていうのは、この汚れが取れるっていうこと。
息を吐くと心が綺麗な状態になるの。息という漢字を見てごらん。自らの心と書くでしょ。
そんな心をコントロールしたいときは、息に焦点を当てるとうまくいく。
『息整えば心整う 心整えば息整う 息すなわち心 心すなわち息』。息を整えて、心を浄化しましょう。まずはちゃんと呼吸ができなきゃダメだよと。
基本は吐くだけ、頑張らない
-基本の呼吸-
1.あおむけになって力を抜く。吐くときにお腹をへこませる。
2.息を吐くときにお腹をへこませる。息は自然に入ってくる。
3.吐いたら力を抜く。無駄な力は使わない
それから、もう一つ大事なのは、気持ちよく吐くっていうこと。頑張らない。一生懸命やらないこと。これがなかなかできないんだけどね(笑)
これができるようになったら、おへその下3寸(9センチ)下にある「丹田」を意識して同じように息を吐いてみよう。女性は子宮のある位置です。
最初は寝てやって、次は座ってやる。電車に乗ったら、『丹田、丹田、丹田』ってお腹の下に意識を向けて息を吐く。歩くときは丹田か、足の裏に意識を向けてもよい。
だんだん意識せずにお腹で呼吸できるようになると良いね。
赤ちゃんのときは腹で呼吸してるんだよ。健康な人は、それが理想的な状態。でも大人になると、腹で呼吸ができない人が出てくるんだよね。だから丹田で息が吐けるようになると心が強くなるんだ。腹が据わるって、そういう意味だよな」
呼吸にはその人の生きてきたものが全部絡んでくる。その人の意識が、いま何を考えているかっていうことに合わせていかないといけない。その人の目線で、気づきを引き出してあげるということが大事。
呼吸っていうのは自分自身に気づくための道具だってことを自分で学んでほしい。
あなたが人間的に成長するための道具。気づきっていうのは自分を知るっていうこと。さっき呼吸は潜在意識につながると言ったけど、普段は見えない感情だったり、自分でも気づかなかった気持ちは呼吸に表れるんだよ。
極端な不安や緊張に陥ると息が浅くなって過呼吸になりますもんね。
とにかく腹を意識して吐いて、吐いて、コントロールできるようになるといいよな。と。
ゆっくり自分の呼吸に集中できる時間を大切に。
コロナに負けず、頑張りましょう。
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