2014年11月16日日曜日

母の躾

今になって思うこと。
母の躾のこと。

小さい頃、母にしっかり教えられたこと。
「自分がされてイヤなことは人にもしないこと」
自分がいわれたり、されていやなことは人にはしない。

それから「バカ」という言葉も決して母は私たちには言わなかったし
「バカと言ったらそれは言った人がお馬鹿さんなんだ」と
母は私たちにもよくそういっていたから
私たちは兄妹ゲンカをしても相手を「バカ」ということも言わなかったし
学校でも友達に「バカ」なんていうことは言ったことはなかった。

私は兄妹は多かったけれど
兄姉は妹弟の名前を呼ぶときでも呼び捨てにすることはなかった。
母が兄妹をちゃんと「ちゃんづけ」して呼んでいたからだろうと思う。
仲が良いと友達の間柄でも名前を呼び捨てて呼ぶこともあるし、それはそれでいいと思うけれど
私自身は相手の名前や相手自身を大事に思うからこそ
相手の名前に「ちゃん」をつけて呼ぶようにしている。

父は母が「子どもの躾をきちんと出来る人」だと思ったから結婚を決めたと言っていたけれど
たしかにそうだなと思った。

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