2011年12月号のたっちコラムです。
私がお手本にしているママさんの息子さんは幼い頃からアトリエに通っています。そこは絵画の勉強をするというよりは、こども達は好きな絵を描いたり工作をし、インストラクターはその作品から子どもの心理状況を把握し、その内容を保護者に伝え、保護者はそれを子育てに役立てる、というアトリエでした。その後、そのアトリエを主宰する末永先生がNHKのテレビ番組に出演されるというので見てみると、私は一気に色の持つ不思議な世界に引き込まれました。末永先生の授業は、色を使って心の中のいろんなものを吐き出させる、と私は感じました。色が心を解き放つ、というかんじでしょうか。これを多くのこども達といわきでできないだろうか、と心の中に小さな思いが芽生えました。でもどんな風にしたらいいのだろうか。具体的なイメージが浮ばず、心にモヤモヤを残したまま、時が過ぎていきました。そして震災。しかし、末永先生のお弟子さん達がなんといわきに出向いてワークショップを開催していると知りました。そして今回、あそび工房で私がずっとやりたいと思っていた色あそびのワークショップが実現します。あそび工房は今年8月から始まった、いわきアリオスをこどもの遊び場にしてしまおう、というこどもプロジェクトの試みで月に一度、開催しています。ぜひ遊びに来て下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿