2014年11月3日月曜日

本 あなたが生まれた日

昨日借りてきて読んでいる本。

九州大学で開講している1、2年生対象の少人数ゼミ
「大学では教えてくれない大学生のための大切なコト」で必ず学生に課す課題
「家族に“自分が生まれた日”のことについて聞き、それをレポートにまとめること」
で学生が提出したレポートの内容が書かれている。

小学生でこういった宿題を出す学校もあるけれど
思春期まっただ中の18歳の彼らが自分が生まれた日のことについて家族に聞くことは
全く意味が違う。
自立し、成長し大人になっていく第一歩、また自分の存在を確認し、
自己肯定感を育む基礎になる。

正直、子どもが生まれた日の話は
子どもが小さい頃に話して聞かせれば十分だと思っていたけれど
子どもが大きくなったらまた話そう、と思った。



この本を読んでいて思いだしたのは、真ん中ちゃんを出産するときのこと。
上の子ちゃんの時は陣痛の痛さに驚いて、とにかく痛みに耐えるので必死だった。
「痛いとは聞いていたけれど、こんなにも痛いのか」と。

真ん中ちゃんの時も痛かった。すごく痛かった。
でも主人と上の子ちゃんの顔を思い浮かべたら
少し痛みが和らいだような気がして
陣痛の痛みがやってくる度に2人の顔を思い出したら頑張れた。
そうして生まれてきたのが真ん中ちゃん。
あの日のことが脳裏に蘇ってきた。


あなたが生まれた日

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