夕方、どこからかバスクリンの匂いがして昔のことを思い出した。
小さい頃、いとこの家に泊まりに行くとお風呂にバスクリンを入れてくれて
粉を入れるとお湯がオレンジ色だったりきれいな緑色に変化するから
それがすごくおもしろくてうらやましくて
「うちのお風呂にも入れて欲しい」と母親にねだったことがあった。
でも実家のお風呂は温泉で、入浴剤を入れなくても十分その効用があったから
母親は買ってくれなかった。
あの頃は小さかったし、温泉だとか沸かし湯だとかそんなことは全く分かっていなかったし
温泉であることがどれだけ贅沢なのかなんて知る由もなかった。
とにかく湯船の色がキレイな色に染まる、それを自宅の家でもやりたかっただけなんだけど
なかなかそういう気持ちは大人になっちゃうと分からなくなっちゃうんだよなぁ~って
自戒を込めて思ったのでした。
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