今回は寄付金の集め方のお話でした。
団体の目的や思いをしっかり言葉で相手に伝えられるように
寄付してくださる方との、本当に丁寧なコミュニケーションを大事にすること
して欲しいことを具体的に伝える事。
寄付したい方にいろんな選択肢を用意することで、寄付することへのハードルを下げること。
「あれはできないけど、これだったらできる!」のように。
寄付していただいたものはどのように使われたのか、それによってどのように社会が変わったのか
報告書を作成してお知らせすること。
それからとても地道だけれど、寄付してくださる方からの信頼を得られるように
コツコツ行動をすること(難しいけれど大事だと思う)
寄付額ではない、その心に対して真心を尽くすこと。
企業などに提案を持ちかけるときには
どうしたらお互いにWin-Winになれるかをとにかく模索する。
(企業もCSRなど、社会貢献できることを探している)
もしかしたら今すぐではなく例えば3年後に日の目を見ることもあるかもしれない。
だから諦めないで提案すること。提案の引き出しを沢山持っていること。
クラファンは、私の中ではちょっとテンション高めのイメージだけれど
寄付はまたちょっと違う感じかな。
今回の講師の方から感じたのはとにかく腰が低くて、丁寧だな、と。もちろん思いは熱いけど。
例えば「寄付してくださる方との丁寧なコミュニケーション」と
言葉にしてしまうととても簡単だけれど、でも実際に続けていくのは大変だと思う。
言葉を発する人の気持ちや姿勢は相手に透けて見えてしまうものだから。
以前、ある基金に応募したことがあって、その時の経験から
どんなに社会的な活動にお金を使いたい、ということであっても
他人様からお金をいただく、ということは本当に大変なことなんだと思ったことがありましたが
実際に活動している方の話を聴いて、つくづく実感しました。
それから「人の役に立ちたい」「社会のために何かしたい」と思っている人は
自分が思っているよりも結構いるのだな、ということ。
そういう方に『寄付』という形を通して、社会活動に参加してもらう。
“「困っている人」と「何か社会貢献をしたいと思っている人」を結びつける”
ということでもあるんだな、というのが今回の私の発見でした。
どうしても日本人って「寄付」とか「寄付金」になじみが薄かったり
あまりいいイメージがなかったりするけれど
そうじゃないんだな、という新しい視点をいただくことができました。
以前、ある基金に応募した経験があり、それがとても大変だったので
自分自身は「お金をかけないで活動するにはどうしたらいいのか」を考えているので
今回の勉強会も社会福祉士の勉強のひとつ、と思って参加しましたが
話を聴いていて「寄付をいただく」ということだけでなく
想いを持って活動をしている人に共通する、とても大事なことだと思いました。
活動をしていくにはファンを増やすことが大事だと思うし
それには自分たちの思いに共感してもらうように伝えることが大事。
すぐに成果は出ないけれど、コツコツ地道に行動していくことも大事。
それによって信頼を得られる。
道は違っても同じ山のてっぺんを目指しているんだなと思いました。
今回の勉強会、参加してよかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿