取材で乳幼児健診のお話を伺いました。
私が子どもを連れて検診に行ったなんてもう15年以上も前の話で
すっかりいろんなことが頭から抜け落ちてました。
お話を伺いながら、子どもが小さかった頃の大変だったいろんなことが
一気に頭の中を駆け巡りました。
あの頃は何も考えずに問診票に〇をつけたりしていたけれど
たとえば「育児の相談をする人はいますか?」
「子育ての情報はどこから得ていますか?」などの設問は
お母さんの孤育てや育児不安などがないかをチェックするためのものだったということに
今更ながら気づいて
子どもの成長や発達だけを診ていたわけじゃなかったんだな、と。
検診に関わるスタッフも医師や看護師、歯科医師、保健師、心理士など
いろんな角度からお母さんと子どもたちを診て
何かフォローが必要だな、と思われる親子については地域のスタッフに引き継いで
そうやって親子の育ちを地域全体で見守っているシステムということが分かって
すごく納得したし感心したし安心しました。
今までいろんな市内の子育て応援団を紹介してきたけれど
実はこんな大きな大きな子育て応援団がいたことを私は知らなかった!!
乳幼児検診って「何か子どもに異常が見つかったら怖いな」と思って
どちらかといえばマイナスイメージで受診していたけれど
そうじゃないんだな、心配なことがあったら相談できる。
もし何か見つかったとしてもその時はきちんと必要なところを紹介してもらえたり
経過観察で時間をおいて再検査してもらったら大丈夫だったりすることもあるし
何より早期に発見できることの方が大事なんだな、と思いました。
乳幼児健診のことについて説明してくださったスタッフもとても丁寧で、そして熱心で
仕事に誇りをもって、子どもたちやお母さんのために仕事をしているんだなと感じました。
いろいろとお話いただけて感謝です。
乳幼児健診にお子さんを連れて行くお母さんの不安が少しでも軽くなったり
検診で何か相談することはないか事前に考えるなど
受診することに前向きになってもらえたらいいなと思います。
今回、企画の段階では私も考えつかなかった方向に話が進んでびっくりしましたが
結果すごくよかったし、ご縁に感謝です。
いつもいろんな方の見えない力にキッズ★アリぺは支えられてつくられています。
ありがとうございます。
お母さんの「不安」や「困った」に寄り添えるようなものができますように。
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