2016年4月13日水曜日

同じ料理でも

 同じ料理でもほんの少しずつ
 右肩上がりにしていかないと、
 「いつも美味しいね」
 と言ってもらえない。
 だから、前回より少しでも
 美味しくするぞと
 常に努力する。
 そういう高い視座を持って、
 日々厨房に入ることが
 大事です
 …………………
 落合 務
(ラ・ベットラ・ダ・オチアイ 
 オーナーシェフ)
 月刊『致知』2016年5月号
 特集「視座を高める」より

キッズ★アリペもそうだなぁってちょっと反省。馴れてしまわないように。
前回よりもいい出来になったって思えるような内容にしよう。

2016年4月12日火曜日

先生と呼ばれたこと

大学生の時、教育実習に行くことになった。
高校の時に一緒の寮で生活して
とってもチャーミングで素敵な大人の女性だなぁと思っていた先生に
「私、教育実習に行くことになりました」って電話したら
「人生の中で“先生”って呼ばれることってそうないよ。
“先生”と呼ばれる経験はとっても貴重だよ。」
ととても喜んでくださった。

卒業して、私は学校の先生になった。
高校の時の担任の先生に電話をして
「先生と同じ教科を担当するんですよ。」と報告したら
担任の先生はそれはそれは嬉しそうに
「1週間に何時間授業を持つんだ?」
「それくらいならちょうどいい」なんて話をして。

子どもが生まれて子どもを学校に通わせるようになった時
“先生”と呼ばれる経験をしていてよかったなぁと思った。
子どもを預かる側の経験をしていたから
実際に自分の子どもを預ける側になったとき
学校の先生がどんなに子ども達のことを大事に思っているか
それが分かっていたから
ほんの少しの期間でも“先生”になれてよかったと思った。

2016年4月11日月曜日

目を惹くものが

目を惹くものが色々あったとしても
心をとらえるものだけを追い求めよ。

インドのことわざ

2016年4月10日日曜日

女性らしさ ~香りの話

上手な文章を読むと、自分との差を感じて落ち込みます。
私の文章には、カッコイイ言葉とか難しい言葉とかあんまりなくて平坦な文章だから
もっと頭が良さそうな、スカッとする文章が書けたらいいな、なんて。
でもすぐに思います。「私は私らしく」でいいんじゃないか、って。
それに付け焼き刃ではやっぱり上手くいかないし。

学生時代、ある方からこんな話を聞きました。
京都出身でお父様が長年、着物関係のお仕事をされていらっしゃったから
小さいころから着物を着こなす美しい女性を沢山見てきたというその方が
「香り」の話をしてくださいました。

あのね、香水のような物質的な香りもあるけれどそうじゃない香りもあるんだよ。
それは「~らしさ」なんだよ、って。
女性らしさ、だったり、子どもらしさ、だったり。
~らしくあることが美しい、そんな話だったと思います。
まさに私の好きな言葉と同じ内容で、今でも“~らしくあること”を心がけています。

たっちなど、私の文章を読んで
「あなたの文章、あったかくて好きよ。」とおっしゃる方が何人かいらっしゃいます。
落ち込みそうなときやなかなか気が乗らないときは
そういう方の言葉を思い出して、がんばろうって思います。


2016年4月9日土曜日

お礼状と美文字と素敵ママ

いつもお世話になっている素敵ママの紹介で
男女共同参画センターの情報紙Wing44号に私のことを掲載していただきました。
昨日、その素敵ママよりWing44号とお手紙が届きました。

私とそう歳は違わないのに
母が書いたような美しい文字に驚きです。
どれをとっても素敵すぎてジェラシーすら感じます。(^^)

さくらの便せんに達筆な文字で書かれたお手紙。
日本語って流れるように縦書きで書くのがやはり美しいと私も思うので
私もお礼状は縦書きの便せんを使いますが
私の手紙はこんなに美文字ではないので「もっと字を上手に書けるようにしたい!!」と思いました。
あとは便せんも、シンプルな上質の紙を使った便せん(季節を選ばないし)を使うのですが
やはりこういった季節を意識したものは女性らしくていいなぁと思いました。
内容も、かしこまったお手紙を書くのがすごく慣れているな、という印象を持ちました。
私なんてまだまだかしこまったお手紙を書くとぎこちない。
それだけ沢山のお礼状を今まで書いているんだろうなぁと思います。

彼女の夢を聞いた私が、私ができる範囲でちょっとお手伝いをさせていただいたのだけれど
それをとても心から喜んでいるという内容のお手紙でした。
最近、不義理だなぁと思うことがあって、自分のしていることがよく分からなくなったり
「自分がしたことは忘れる、人からしていただいたことは忘れてはいけない」と思うと同時に
私が気づいていないだけで実はいろんな人に不義理をしているんだろうなぁと反省していただけに
こんなに丁寧な心のこもったお礼状をいただくと
自分のやってきたことに自信が持てるし、人の役に立つことができてよかった~と思います。
そしてあらためて、思いを言葉にして伝えることは大事だな、と思いました。

私ももう少し色気のある便せん、揃えようかなぁ。
そして美文字ママを目指そう♪


2016年4月8日金曜日

故郷のケーキ たっちコラムno.29

2013年1月号のたっちコラムです。 

 久しぶりに自分が働く店のケーキを買って帰りました。夕食後に1人1種類ずつ好きなものを選ぼうとしたら「どれでもいいよ」とみんな遠慮してどれがいいか決まりません。そこで思い出したのは、あるワークショップスタッフとご飯を食べたときのこと。最後に残ったポークとエビのシュウマイが人数分残っていたのに、みんな遠慮して手が出ませんでした。そのとき 「せーの、でみんな自分の食べたい方を指さして」とみんなで指さしたら、ちゃんとぴったり数があってみんな食べたいものを食べてお皿が空っぽになったのです。それを思い出して「じゃ、せーのって食べたいの指さしてみよう」とやってみたら、あら不思議。ちゃんとそれぞれ1種類ずつ指をさしていました。その翌日には、前日売り切れて買えなかったプリンとクリームホーンを買って帰りました。私が働くパン屋さん。洒落たパンやケーキはありません。でも、昔からずっと同じ味を守り続けています。プリンもケーキも私が小さいころからこの味。「娘が帰省するとここのケーキを食べたいって言うのよ」と娘さんの帰りをケーキと一緒に待つ、とお母さんが買いに来たり、帰省した若者がふらっとお店に寄ってショーケースをのぞいて「懐かしい!」と好きなものを買って帰っていったり。子ども達にとっても、故郷のケーキと言ったらここのケーキを思い出すんだろうな。

このコラムを書く少し前にケーキを作る職人さんが体調を崩し
ケーキはお休みになってしまいました。
職人さんが早く元気になりますように、という思いで書いたコラムでしたが
もう店頭にケーキが並ぶことはないです。(職人さんはおうちで元気にしていますが)
今でも「ここのケーキが食べたかったの」と訪ねて下さるお客様もいらっしゃるのですが
とうとう幻のケーキになってしまいました。
あー、また食べたいなぁ。


2016年4月7日木曜日

洋向台薬局

一度、あそび工房おもちゃクリニックに興味を持って見学に来て下さった方がいらっしゃいます。
洋向台で薬局を営んでいらっしゃると聞き、薬局にお邪魔しました。

木のおもちゃは全てオーナーの手作り作品


最初は手前にあるテーブルセットだけだったそうですが
これもあったらいいな、とどんどん増えていったのだとか

オーナーの思い

写真だと分かりづらいのですが木のモービルです


外せるように見えて外せない~
知恵の輪みたい

実はこうなっているんですね~
コツが分かるとすぐに外せます

こちらは木の特性を活かして作ってあって
木の外側の枠を切ることなく球をはめてあるんです

ミニサイズでかわいい下駄♪

なんと本来の下駄のつくり方で作ってあるそうなんですよ


ぶらさがっているかわいいホウキとちりとりにご注目

細かいところまでちゃんと再現されています

シャベルが小さくてかわいいのっ!!

こちらは回すとひっくり返るコマ

ドングリごま

フタがコマになってます

中を開けるとドングリごまが入っていました

小さい小さいおままごとセットがとってもかわいい


グーとチョキもよくできていました。
彫刻家さんみたい。


これもありますよ、と見せて下さったのは
指差棒

学校の先生に人気なんだとか

指の部分がちゃんと再現されています

裏側はこんなかんじ

ミニちゃぶ台

本物そっくり

釘は一本も使っていない

薬局の前にある木の枝を切ったときに作ったのだとか

一番下にあるてんとう虫も手作り

こちらはなんと洋向台薬局

ほら、そっくり~

看板もオーナーの手作り作品
かぶと虫とてんとう虫がかわいい

こちらの看板も♪

おもちゃを見せていただきながらお話しを伺いました。

小さいころは大工さんになりたかったのだとか。
薬局に並んでいるおもちゃは端材などを利用して作っています。

既製品のおもちゃはそんなになかった時代。
小刀を持ち歩いて、枝を切ったり木の実を削ったり。
「何を作ろう?」木を切ってじーっと考えると作りたいものがイメージされるので
手を動かしていろんなおもちゃをつくって遊んだそうです。

今も空き時間を利用してはいろいろなものを作る。
作っている時は無我夢中で、その時間がとても楽しいのだとか。

グーとチョキのオブジェを見ながら
「今の子供たちは平面のものは得意だけれど、立体になると苦手になってしまうよね」という話になりました。
絵を描くと上手なんだけれど、立体的な造形になるとどうしても平面的なものに仕上がってしまう。
「小さいころ、ものを眺めるのに前からだけでなく後ろから、横から、ひっくり返して
いろんな方面からものを見て触ってそういう経験があまりないからなんじゃないのかなぁ」とオーナー。

「プラスティックのおもちゃにしてもゲームにしても与えられたら与えられたまま、そこから展開しないでしょ?」
確かに、おもちゃやゲームはそれを作った人のシナリオ通りに遊ぶだけでそこからはあまり発展しません。
オーナーが子どもだった頃は、木を切ったり木の実をとったり
「さぁ、それをどう使ってどうやって遊ぼうか」と考えた。
「今の子どもたちは 創造&想像 する機会が減っちゃったよね」というオーナーの言葉に
うちの子どもたちは大丈夫かなぁとちょっと心配になってきました……。


また、こちらは元々、永崎にあったそうなのですが震災で津波の被害に遭い
震災の翌年の7/1に洋向台に移転オープンしたそうです。
建設ラッシュで用地取得でさえも大変だったあの頃、翌年の夏にオープンできたなんてすごいです。
これには地域の方々の協力があったからなのだとか。
お話を聞きながら、人と人のつながりの大切さを感じるとともに
義母の時にも強く思いましたが、自分が大変な状況に陥ったときに、今までどう自分が生きてきたのか
それが形になって現われるのだと思いました。


洋向台薬局さん、ありがとうございました。