私は高校生の時、遠く離れた島根県で3年間、寮生活を送りました。親元を離れて好きなようにやらせてもらったので、子ども達にも私のようにやりたいことをやらせたいと思っています。今は長女とは朝夕顔を合わせますが、来年になったら毎日長女の顔を見ることもできなくなるのかと思うとさみしくもあります。先日夜中に大きな地震があった時、震災のことを思い出し「長女が遠い町で生活をしているときに、こちらか向こうかのどちらかでまた何かあったらどうしよう」ととても不安になりました。
昨年亡くなった祖父。ある時、母が沢山いただいたブリを祖父母宅にお裾分けに行った時、祖父が母に「ブリ大根の作り方を知っているか?」とわざわざ母にレシピを持たせたそうです。母は「私だってもう孫がいる歳なのにね。心配しなくてもブリ大根だってちゃんと作れるのに、やっぱり親は子どもが何歳になっても気になるんだね」と笑っていました。いつまでも子どものことを心配しながら親は歳をとってゆくのでしょう。私は上手に子どもの手を離せるかな。
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