まどみちおさんの訃報の接して。
友人がまどみちおさんのことを書いた文章を思いだしたので、紹介させていただきます。
昨晩、偶然ですが、「婦人画報」(NO.1924.2011.5)という雑誌に「詩人 まどみちお 101年の思索」(取材・文=渥美裕子 撮影=大西成明)という一文を読む機会がありました。あの「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」の歌で有名な詩人です。今、日本で最高齢の詩人となったようですが、取材時、開口一番出てきた言葉が「なつかしい」だったとか、「最近では何を見てもなつかしいのです。」人間の喜びには色々な種類がありますが、なかでも、なつかしいという気持ちは大きいものですね」と……。また、ライターの渥美裕子氏はこう描写しています。「人は老いるほど子どもに近づくともいう。その通り、まどさんの心はどんどん無垢の塊のようになって、むしろ昔よりもいろんなものが、純粋に映り込むようになっているのではないか。」と。
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