2016年4月10日日曜日

女性らしさ ~香りの話

上手な文章を読むと、自分との差を感じて落ち込みます。
私の文章には、カッコイイ言葉とか難しい言葉とかあんまりなくて平坦な文章だから
もっと頭が良さそうな、スカッとする文章が書けたらいいな、なんて。
でもすぐに思います。「私は私らしく」でいいんじゃないか、って。
それに付け焼き刃ではやっぱり上手くいかないし。

学生時代、ある方からこんな話を聞きました。
京都出身でお父様が長年、着物関係のお仕事をされていらっしゃったから
小さいころから着物を着こなす美しい女性を沢山見てきたというその方が
「香り」の話をしてくださいました。

あのね、香水のような物質的な香りもあるけれどそうじゃない香りもあるんだよ。
それは「~らしさ」なんだよ、って。
女性らしさ、だったり、子どもらしさ、だったり。
~らしくあることが美しい、そんな話だったと思います。
まさに私の好きな言葉と同じ内容で、今でも“~らしくあること”を心がけています。

たっちなど、私の文章を読んで
「あなたの文章、あったかくて好きよ。」とおっしゃる方が何人かいらっしゃいます。
落ち込みそうなときやなかなか気が乗らないときは
そういう方の言葉を思い出して、がんばろうって思います。


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