2018年7月8日日曜日

大雨の記憶

今回の西日本での大雨。
TVやネットで被害の大きい地区の様子が映し出されると
以前、大雨の中大変な経験をしたことを思い出してしまいます。

その日の夜、大雨で電車が動いていないから
会社から帰れないでいる主人を車で迎えに行くことにしました。
1歳だった上の子ちゃんは寝ていたし、雨もひどかったので
上の子ちゃんが起きないようにそっと家を出ました。

暗かったし、土地勘もなかったからいつもの近道をして主人の会社へ。
この道、なんだから水が多いかもしれない、と一瞬思ったものの
その道は冠水していて、思ったときには車が動けなくなりました。
すぐに引き返せばよかったのに気づかなかった……。

もちろんそんな時だからJAFに電話してもつながらない
近くの民家に助けを求めてピンポンするも、すごい雨の中、玄関に出てくる様子もなく
上の子ちゃんは家に置きっぱなしだし、主人の会社にも行けないし
もうダメだと思っていたら親切な方が車を動かすのを手伝ってくれて
なんとか冠水した箇所を脱出することができ、主人をを乗せて命からがら家に帰りました。
「こんな時はタクシーで帰ればよかったね」と主人。
そんなに大雨で大変なことになっているなんて私も主人も想像もしなくて。

家にたどりつき、玄関のドアを開けたら上の子ちゃんは玄関で泣いていました。
その後しばらくは雨が降るとその時のことを思い出してしまい
雨が降るのを怖いと思うことがだいぶ続きました。

翌日、TVのニュースで西枇杷島のあたりはひどく浸水して大変な被害が出たこと
知り合いも車が水に浸かって廃車にする人が続出するなど大変な被害がでました。
私が乗っていた車も多少浸水しかかりましたが故障することもなく難を逃れました。

大雨の様子をテレビやネットで見るとあの時のことを思い出してしまって
私も気持ちが落ち着きません。
広島や岡山に親戚が住んでおり、広島も岡山も大きな被害がでているようで心配です。
どうか西日本の被害が最小限でありますように。

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