我が家では雑煮とはいわずに「煮餅」とか「餅煮」と呼びます。
アリオスでのイベント紹介とあわせて紹介されていた「お雑煮マップ」
を見て思い出したのは高校の時のこと。
私は親元を離れて寮生活をしていて
私が通っていた学校には北海道から沖縄まで全国各地から生徒が集まってくる学校でした。
そこがおもしろいと思って入学を決めました。
世界史の先生は新入生が来るとまず初めての授業では
お雑煮の中身やお餅の形のアンケートを採っていました。
日本全国から生徒が集まるからアンケートの結果もおもしろいんだよ、と。
それで東日本では四角のお餅だけれど、西日本は丸餅を使うことが多い
と先生は教えてくれました。
義母は前の晩の年越しそばのときに多めにつゆを作っておきます。
そして煮餅にもそのつゆ(鶏肉が入っている醤油ベース)と
年越しそばの上にのせたほうれん草も使います。
あとはおせち用のかまぼこと伊達巻きもお餅の上にのせてくれました。
かまぼこはいいけど伊達巻きはのせなくても~と思っていましたが。
義母の作る雑煮は郷土料理的っていうよりも
合理的な理由で内容物が決まっている、ということでしょうか。
義母と、お正月くらいは楽したいね~って毎年、正月の料理は簡単にしていました。
真ん中ちゃんは家庭科で「お雑煮を作る」という課題が出ています。
今年は義母のいない初めての年越し。
でも私もきっと義母流の合理的煮餅を真ん中ちゃんと一緒に作るんだろうな。
学生時代に仲のよかった友人の両親は倉敷から瀬戸大橋を渡ってお向かいの高松出身でした。だからよく岡山や香川の話で盛り上がったのですが
高松のお雑煮は白味噌ベースのおつゆにあんこ入りの丸餅が入っていると教えてくれました。
味噌汁にあんこ入りのお餅が入っているなんて絶対にあわない!!と思うのですが
友達曰く「それがねー、美味しいのよ」。
一度食べてみたいなぁ。
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