2018年3月9日金曜日

寝台列車

兄が地元を離れて松江にある高校に進学したときのこと。
高校の授業参観があるので母は松江に行きました。

寝台列車に揺られて一晩夜を過ごして、朝になってやっと松江について
途中、列車に揺られながら「こんなに遠いところに行ってしまったのね」と息子を思い泣いたのだと
母が自宅に戻ってきてから話していたのを覚えています。

お母さん、そんな大袈裟ね~とあの時は笑っていたけれど
子どもを手放す親の気持ちがやっと今頃、分かったような気がします。

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