カリスマ生の先輩で私たち5期生のメンターでもあり
勉強で分からないところの質問には即座に対応してくださる心強い存在。
そんな方が第60回NHK福祉賞の優秀賞を受賞し、作品が公開されました。
ずっと寝たきりでほとんど身体を動かすこともできないとは知っていましたが
いつもはLINEのオープンチャットでみんなからの質問に回答しているので
多少の体の不自由はあるのかもしれないけれど、お元気なのかと思っていたら
先日のカリスマ先生のオンラインスクールで特別ゲストとしてZOOMで登場されて
最近は声もだしづらい状態が続いているということを知り
みんなからの返信も楽ではないだろうに、あんなにマメにコメントしていたことを知りました。
福祉賞を受賞した作品を読んで、あっと思いました。
興味のあったオンライン講座の受講を決めた話です。
寝たきり生活6年目にして初めて社会とつながれた瞬間。
“お世話になっていた自分”から解放された、というくだりでした。
鴻巣麻里香さんの子ども食堂での、あるお子さんとの関わりの話を思い出しました。
してあげる、してもらった、という上下の関係はしんどい。
そうじゃなくて自分も何かしたい、と言われたこと。
誰しもが水平の関係でいられるように、と
彼女の運営するこども食堂では子どもたちにも役割があります。
スクーリングの時に先生から聞いた話
クライエントのおじいちゃんは支援者であった先生に解決して欲しかったわけではない。
八方ふさがりだった先生の口からポロっとでた言葉
「おばあちゃんはおじいちゃんと一緒になれて幸せだったと思うよ」
するとおじいちゃんは「そう、その言葉が聴きたかった」と言って満足そうに帰っていった。
ソーシャルワーカーは知らないうちに上下の関係を築こうとしてしまうのかもしれないけれど
人は上下の関係ではなく、たとえどんな境遇であっても水平の関係でいたいということを
肝に銘じておかなければいけないな、と思いました。
ボン・ジョヴィも、それを分かってのことなんだなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿