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2024年8月10日土曜日

時空散走 カレーと温泉神社

2回目の時空散走のリサーチは橋本酒店に集合。ヤスヒロの石井シェフにお話を伺いました。
とにかく波乱万丈な人生で、私が今まで実際に出会った人の中で一番かもしれないくらい。
映画とかドラマにしたらすっごく面白いんじゃないかと思いました。

石井シェフ海外旅行なんて夢のまた夢のような時代。
アメリカに憧れがあったシェフは、ヒルトンホテルの社員になれば
世界のいろんなところにあるヒルトンホテルで働けるから
アメリカにも行けるかもしれない、とヒルトンホテルで働くことに。
念願かなって海外のさまざまな国でシェフとして働いていたとか。
生ハム(当時は珍しかった)が食べたくて、自腹でスイスまで行った話や
ハワイのホテルで勤務していた時に中村(ハワイアンセンター)社長と出会った話など
いろいろ聴かせていただきました。
それから当時はハワイに旅行に来る日本人も少なくて
そんな中、同郷の中村社長と出会ってハワイアンセンターの初代コックになったのだとか。


当時のハワイは今とは全くイメージが違っていて
ハワイはアメリカの州のひとつという感じだったそうです。
ハワイアンセンター開業当初のメニューも教えていただきました。
一日一頭、お客さんの目の前で豚の解体ショーを行い
穴に埋めてバナナの葉で蒸し焼きにした「カルーア ピック」
サーモンをバナナの葉で蒸し焼きにした「ロメロメ サーモン」など
ハワイでよく食べられていた料理をだしていたとか。


ヤスヒロの名物である「黒カレー」。
4~5日かけて煮込む、18種類のスパイスが入ったカレーは
現地の人の辛さを再現しているのでとても辛いのです。
手間を考えたら、採算は取れないんだけどね、と。

全国放送のとき、NHKのアナウンサーが「黒いですね」と紹介して
それから「黒カレー」の名前になったのだとか。
それまでは黒い食べ物はあまりなかったんだよ、と話していました。


午後は温泉神社へ。
父方の祖父は父が中学生の頃に亡くなったので
父も口数が多いわけではないから、あんまり祖父のことは知らなくて。
温泉神社と祖父のつながりなどを教えていただきました。


いろいろなお話を伺って「おもしろいな」と思ったのは
昔、みゆき山は“沖見山”(おきを見る山)といわれていたそうで
みゆき山の上からは海が見えた?らしい、という話。
調べてみると、地域には面白いことがいっぱいあるんだな。

2024年5月8日水曜日

みっとんさんの新しい発見

今日はみっとんさんへ


開店時間よりちょっと早く到着したので
お庭のソファーに座って持ってきた本を読んでいました。

ドッグランもあります。これからの季節は外でおしゃべりしながらのランチもいいかも。


窓際には兜やこいのぼりが飾ってあってかわいい。


子ども用の椅子もあるのでお子さま連れでもぜひ。


幼稚園の慣らし保育から帰ってきた副店長が荷物入れのバスケットにすっぽりはまってみたり
バスケットを並べたり重ねたり、お店の中をあちらこちら行ったり来たりして
見ているこちらも楽しくなりました。


そして私がオーダーしたのは日替わりランチ


今日はタンドリーチキンでした。


にんじんラペが入っていた器にハリネズミちゃんを発見。
サラダのソースがかわいいピンク色だったのはむらさき玉ねぎだったから。
イチゴのソースかと思った……。


来店したときにお水がいいか、玄米茶がいいかほうじ茶にするかを聞かれて
今回はほうじ茶をいただきました。
こちらもお茶碗の底に「福」の文字が入っていて「いいなー」と思ったので撮りました。
ちなみにカニが描かれています。


お店にある本棚。コナンやワンピースのマンガもありますよ。


お料理の本にまじって“カフェを始める人のための本“なども。
気になる方は手に取って読んでみては?


私は仕事柄、自閉症や発達障害についての本が気になりました。


ランチセットにはデザートとドリンクがつきます。
大ぶりのシフォンケーキとマグカップにたっぷり注がれたココア。
純ココアでつくっているのでとっても濃厚です。


みっとんさんに「自閉症や発達障害の本があるのはどうしてですか?」と聞いたところ
大学で社会福祉士の勉強をしていたそうです。
その時に佐々木正美先生に出会い
佐々木先生が教鞭をとっている川崎医療福祉大学の大学院へ進学し、勉強したそうです。

私も佐々木先生の本は読んだことがあって
子育てで悩んだことや落ち込んだときに先生の言葉に励まされたのですが
私の中では「本の中の人」だった佐々木先生から直接、教えをうけられたなんて……。

私が知っている佐々木先生は「児童精神科医」だったのですが
児童精神科医としてだけでなく、発達障害や自閉症のお子さんについても研究していたと
みっとんさんから教えていただきました。
TEACCH(ティーチ)という療育支援プログラムを日本に紹介した自閉症研究の第一人者であり
支援者を育てようと、厳しくも優しく学生を指導されていたそうです。

みっとんさんは大学で社会福祉士の勉強をするなかで
支援学校に通う生徒さんの実習の受け入れ先をつくりたい
そのためにはまず、支援学校に通う生徒さんや支援学校のことを知りたい
そう思って大学院を卒業してからいわき支援学校で先生をしていたとのこと。
その後、料理の専門学校に通って料理の勉強をしたのちにカフェを開業し、現在に至るそうです。
カフェを開業してからお子さんを2人出産されましたが
実際に子育てを経験してみて、やはり経験してみないと分からないこともある……と。

私は自閉症の方の支援の話や
みっとんさんのご主人が中学校の先生をされているので学校の話もしたり
まさかこんなところで仕事の話ができるとは思わなかったので驚きました。
やっぱり“人”っておもしろいな、と思います。いろんなことがあって今があるんだなぁ、って。

こちらのカフェには、家族に自閉症の方がいらっしゃる、そんな方も息抜きにいらしたり
夏休みなどは近所のお子さんが宿題とお弁当を持ってやってきて
ドリンクはオーダーしてもらうそうですが、宿題をした後はゆっくりカフェで過ごしてもらったり
そんなこともしているそうで
ご近所同士で子どもたちを見守り、育てているって素敵だな、と思いました。

2024年4月9日火曜日

ハル助産院

私と助産院との出合いは……

高校の時の同級生が卒業後にナースになって

最初は都内の病院にいたのだけれど遠距離恋愛だった彼女は大阪へ。

私より半年早く結婚しました。

私が出産したのは25年前だけれど、その頃は大阪などは助産院がメジャーだったそうですが

東京など東日本ではそんなに助産院は数は多くはありませんでした。

友人は助産院に通っていて、助産院で自然なお産をしました。

私はというと

たまたま義母の知り合いが助産院にお世話になって、そこがとてもよかった、という話を聞いて

主人の実家も近いこともあり、私も自然なお産がしたかったから

妊娠したかも?と思ったら迷わず助産院に行きました。


私が通っていた助産院の助産師さんは私の母より少し年下くらいの子育て中のママさんで

自宅で助産院を開院していました。

妊娠や出産に対する考え方が私と似ていて「あー、いいところが見つかってよかったー」と

思っていたのを覚えています。

結局、実家に里帰り出産したのだけれど、お世話になった産婦人科の先生もまた頼もしい先生で

どんとこい!!な先生でそれはそれでよかったのですが。

そして上の子ちゃんが一歳のお誕生日を迎えてから主人の仕事の関係で愛知県へ。

どちらの実家も遠く、土地勘もなくて小児科はどこがいいんだろうか、と思っていたところに

街でもらったフリーペーパーに書いてあった

フリーで仕事をしている助産師さんの連絡先を思い出して電話をかけました。

引っ越してきて、街の情報が分からないこと、小児科に行きたいのだけれどどこがいいだろうか。

すると「どこに住んでいるの?」と聞かれて

自宅に近くて信頼できる小児科を紹介してもらいました。

それから困ったことがあると電話して、いろいろな相談にのってもらいました。

2人目を授かって産婦人科はどこがいいか教えてもらったり

逆子になったときは自宅に出張して二人で逆子体操をしたり。

その時にお腹に手を当てて「こっちが赤ちゃんの頭で、こっちがお尻だよ」と教えてもらって

今、赤ちゃんが逆子かどうか自分でも分かるようにしてもらったり。

実母も義母も近くにいなかったけれど、三人目のお母さんのような存在でした。

だから私にとって助産院や助産師はとても身近な存在です。

市内に新しい助産院できる、そこの見学会が行われると知って
どんなところかなと思って行ってきました。


この日はあいにくの雨模様でしたが、川沿いのお部屋からは桜がキレイに見えました。


シンプルなお部屋ですが白を基調にしてあり、気持ちのよいお部屋です。


隣は赤ちゃんとママがおやすみするお部屋。
いわき市の「産後ケア事業」(日帰りケア)を利用することが出来るそうです。
赤ちゃんをみてもらっている間にママはぐっすり眠ったりお休みしたりできます。
これはありがたいですね。


赤ちゃんの体重も測ってもらえます。


初めての赤ちゃんを迎えると
ママは分からないことや「こんな時どうしたら?」ということが増えると思います。
私も1人目の時はママも赤ちゃんも新米だから大変でした。
泣くから赤ちゃんの口の中に乳首を含ませるのにおっぱいを飲まずに泣き続けて
「もう、どうしたらいいのー!!」と私まで泣きたくなったり。
母乳育児だったので乳腺炎になっておっぱいがめちゃくちゃ痛くなったり。
うちは三人とも布団であまり寝てくれなくて、抱っこやおんぶばっかりだったし
上の子ちゃんの時はしょっちゅう泣いて授乳ばかりしていたから
「おっぱいが足りていないんじゃない?体重増えているの?」と母が心配して
母も悪気はなかったのかもしれないけれど
9人を育てたベテランの母から言われて私はとにかく不安になってしまって
しょっちゅう子どもの体重を測りに行ったり。
でもそういう時に頼りになるのが助産院だったり、助産師さんなんですよね。

こちらではマタニティーヨガも行っていて
産前から顔見知りだと産後も安心して相談などができますよ、とのことでした。
助産師のえりさんは小学生のお子さんがいるママさん。
ここを利用される妊婦さんやママさんたちよりちょっとだけ子育ての先輩です。
年代が近いので相談などしやすいのではないでしょうか。

そしてゆくゆくは助産院でお産もできるように、と考えているそうです。
えりさんは過去にいろんな方に助けていただいたことがあり
自分が助けていただいたように
今度は自分がどなたかさまのお役に立って、恩返しをする番だなという想いで
ハル助産院を開くことを決めたそうです。
微力ですが、自分なりにできることで
産前産後の女性が心地よく過ごしていけるようになっていただければ、とのことでした。
助産院のサイトは現在作成中とのことで、InstagramLINEで情報を発信しているそうです。


いわきにも、私がお世話になったあの助産師さんのように
ママの応援団になってくれる助産院ができてこれからすごく楽しみです。

2024年4月4日木曜日

喫茶処 わ可ば

オープン前から気になっていたところ

今月に入ってオープンしました。

以前は旅館だったところです。


でも中に入るのは初めて。


玄関にはオープンをお祝いするお花


喫茶室は右手の奥のお部屋になります


お部屋の前にはちょっとしたお休みどころも


お部屋の中に入ってみました。


テーブル席になっていました。


おにぎりや五目ご飯、手作りパンセットやカレー、ミートソーススパなどのメニューが並びます。


好きなカップを選んでいいですよ、と言われて廊下に出てみました。
有田焼のカップが並びます。


どれにしようか迷って、私が選んだのはこちら。


季節のお花やお皿、掛け軸などが飾ってあるところが旅館の名残を感じさせます。


私がオーダーしたのは五目ご飯のセット。しっかりした味付けのご飯に、漬物や野菜の小鉢つき。
ヨーグルトには手作りのなつはぜジャムがのっていました。
ブルーベリーのような風味で美味です。アントシアニンの栄養たっぷり。


「SNSにアップしてもいいですか?」と話すと「ぜひ」と隣のお部屋も見せてくださいました。
こちらは背の低い椅子の席です。
お子さん連れで、たとえば赤ちゃんを下に寝かせたい場合などはこちらのお部屋がいいかな。


「各テーブルの上にさりげなく置かれている花がなんとも素敵ですね」と話したら
「それね、灰皿なのよ」と。
花とすごくマッチしていたので灰皿だとは思わなくて。灰皿も有田焼のものだそうです。


さりげなく置かれた季節の花、どれも素敵。


こちらは背の低いテーブルなので、お子さんと一緒の食事にもいいかな。


お会計をするのに玄関に行くとこんなコーナーが。
私は閉店ギリギリの時間に伺ったのでほとんど売切れでしたが
煮物など、夕餉の食卓に一品追加できるようにおかずを販売しているそうです。
閉店が15時なので、奥様方が15時までおしゃべりして家に帰っても
ここで一品買って帰れば夕飯の支度が楽でしょ?と。
近所の奥様たちが息抜きにご飯を食べながら
またはコーヒーを飲みながらおしゃべりする(そのためコーヒーはおかわり自由になっています)
そんな場所になったらいいね、と始めたそうです。
もともとは旅館でしたがコロナ禍で一時休業し
ご夫婦も高齢だったので旅館業は復活せずに今回、喫茶コーナーをオープンさせたそうです。

厨房とお休み処は離れているので、ベルを鳴らさなければ店員さんも来ないし
ゆっくりおしゃべりするのにはとってもいいと思います。
夕餉に一品、とお惣菜を販売していたり
コーヒーのおかわり自由で、時間の許す限りおしゃべりしていってね、というサービスは
同じ主婦同士、女性の気持ちをよく分かっているわ~と思いました。
こういう気持ちはとっても嬉しいですね。


テーブルの上に飾られていたお花は玄関前に咲いていたこちらのお花かな?

2021年8月11日水曜日

gugustudio

 Instagramで知り合ったgugustudioさん。お料理教室を主宰されています。

米粉で作ったシフォンケーキをごちそうになりました

こちらは子連れで参加できるお料理教室です。
子ども連れで参加できる習い事は少ないし
子育て中はどうしても家にこもりがちになって孤育てになってしまうので
お子さんを連れて参加することで息抜きできたり、育児がつらくならないように、と。
自宅のキッチンを使っての教室なので
お子さんはキッチンのすぐ横のリビングでおもちゃで遊んだりTVを見たりして
時には抱っこしたりしながら参加することができます。
お子さん用の食べ物(おにぎりなど)は持参してもらい
タイミングを見てお子さんに食べさせたりしているそうです。

今はコロナのこともあるので、先生がデモンストレーションをして
生徒さんはその様子を見ながらメモを取ったりするそうです。
教室は4人程度の少人数制なので
参加者同士の井戸端会議をしながらワイワイガヤガヤ楽しい料理教室になっているそうです。
参加者はママさんだけでなくいろいろな方が参加されているとのことでした。

こちらの教室は簡単で美味しいをモットーに身体のことを考えて和食中心のメニューで
調味料は無添加のものにこだわったお料理教室なのだそうです。
食にこだわりすぎると大変になってしまうこともありますが
調味料は高くても一度に沢山は使わないので手近なものから挑戦してもらいたいな、と。
とはいっても遠くまで買いに行かないと手に入らないものではなく
近所のスーパーで買える調味料を紹介してくださるそうです。
最近は買い物をする時に、どんなものが入っているのか
表示ラベルを確認するママが増えたとのこと。
意識を変えるきっかけづくりになれたらいいな、と先生。

料理教室を始めるきっかけになったのは
あるママの「ご飯をつくるのが大変」というひと言。
たしかに毎日、毎食の献立を立てるのは大変ですよね。
それと先生自身も他の料理教室に参加したことがあるそうですが
「家でこんなメニューを普通に作るのだろうか?」と思ったことだそうです。
それで調味料など新たに買い足さずに家にあるものでできるような料理をお教えして
また毎日の献立をたてるお手伝いができたら、と思ったそうです。
家族に喜ばれるとママも作りがいがありますよね。

季節を感じる手仕事(味噌づくりや梅仕事など)だったり
塩こうじをつくったり、醤油こうじなどはリピートされる方も多いそうです。
味噌や梅干しなどの保存食はお米があれば災害時にも役立ちますよね。

こちらのお料理教室は当初は口コミで参加者が集まってきたそうですが
最近はInstagramを始めたのでInstagramを見て参加される方もいらっしゃるそうです。
以前は親子料理教室も開催されていたのだとか。親子料理教室も気になりますね。
コロナが落ち着いて場所があればまた再開したいな、とのことでした。

2021年5月3日月曜日

Bell bloom 教室開放日

Instagramで見た教室開放日。 
一度見学に行きたいって思いながらもなかなか行けないでいたBell bloomさん。
30分という短い時間でしたがお話を伺うことができました。


お部屋は白い壁と白い床。
壁にはドライフラワーが飾ってあり、シンプルながらも素敵なお部屋でした。


東北初のぐちゃぐちゃ遊びの教室はこちらです。
ぐちゃぐちゃ遊びは簡単に言ってしまえば子どもの造形遊びでしょうか。
私も小さかった頃、子どもたちを連れて造形のワークショップに参加したなぁって
懐かしくなりました。
先生のブログにもこのお教室を始めるに至った経緯が書いてあります。
遠距離通勤などから保育士の仕事を辞める決心をした先生。
私はぐちゃぐちゃ遊びをメインに活動するためにお仕事を辞めたのかと思いましたが
そうではなくてもともとはリトミックの教室をやりたかったのだそうです。
ぐちゃぐちゃ遊びとの出会いは
ぐちゃぐちゃ遊び考案者の方からInstagramでいいねをしてもらったこと。
それでぐちゃぐちゃ遊びの存在を知り、その時は「面白そうだな」と思ったくらいだったそう。
一方、リトミックがやりたかったものの、それ一本で教室をやっていけるか心配だったそうで
その頃、コロナの影響で緊急事態宣言が発令になります。
それでぐちゃぐちゃ遊びを思い出し、調べてみるとオンライン講座が開講されており
ぐちゃぐちゃ遊びの考案者の方の人柄や講座がとても魅力的で
「いわきでもぐちゃぐちゃ遊びができたら」という思いで講師の資格を取得したそうです。
出会いというのは本当に不思議なご縁だなぁと私はいつも思うのですが
そのご縁をしっかりつかんでぐっと行動に移したところがまたすごいなぁと思います。
今ではBell bloomといえば【ぐちゃぐちゃ遊び】が定着しているのではないでしょうか。
もちろんリトミックのプログラムもありますよ。


「ぐちゃぐちゃ遊びは素晴らしい幼児教室だと思います」という先生。
教室をすることでその素晴らしさを発信していきたい、とのことでした。
1人で教室をされているので、教室のプログラム運営だけでなく
広報なども全部ひとりでされているので大変だと思います。
私もInstagramをフォローしていますが、広報がとっても上手だなぁといつも思います。
お教室に看板をつけたり、これから教室の充実に向けていろいろしていきたいとのことでした。


2021年3月15日月曜日

Carmel’s Nest

本格的なモンテッソーリ教室が市内にできたと聞いて見学に行ってきました。

普通のお宅の一室で行われています。

レッスンで使われている教材の一部。


これらの他に講師の手作りの教材があります。


講師はスリランカ出身の女性ダナンジさん。(国際モンテッソーリ認定指導資格を取得ずみ)
ご夫婦ともスリランカ出身で、東京で生活していましたがご主人の仕事の関係でいわきに引っ越し
奥さまは自宅でモンテッソーリ教育の教室を始めることにしたそうです。

モンテッソーリ教育はイタリアで100年前にできたもので
もともとは発達障害のあるお子さん向けのものとして始まりましたが
発達障害の有無関係なく子供向けの教育方法として普及するようになりました。

スリランカは多民族国家なのでミッション系のスクールなど
他にも民族や宗教由来の学校が複数あるそうですが
半数の学校でモンテッソーリ教育が行われているそうです。

モンテッソーリ教育をひと言でいうと「子どもの自立を促す教育」だそうです。
お子さんが自分で判断して行動できるようになるので
お母さんがいろいろと子どもに指示をしなくてもよくなるから子育てが楽になりますよ、とのこと。
またお子さんの発達の個人差にあわせた教育であり、五感を刺激しながら行うそうです。

最近は海外に赴任した方がモンテッソーリ教育のよさを知り
帰国してからもお子さんにモンテッソーリ教育を受けさせたいという親御さんにより
東京ではモンテッソーリ教育がブームなのだそうです。

こちらでは英語とモンテッソーリ教育をコラボレーションさせたクラスで
玄関に入った瞬間から講師と英語でやり取りをするようになります。
お子さんが「?」分からないという表情をしたときは日本語も交えるそうなのでご安心を。
月に一度はイベント(季節ごとに世界中のパーティーなど)も開催する予定なので
ぜひお母さんだけでなくお父さんも参加してください、とのことでした。
お父さんも参加することで、お子さんとどう遊んだらいいのかのヒントにしていただきたいそうです。

またダナンジさんは中央台公民館で行われているフリースタイル英会話教室の講師も務めており
英会話のレッスンも行っていますので興味のある方はどうぞ。