平日の、なにもない日の放課後にアフタフ・バーバンと一緒に遊べる幸せ。
“あそびしょくどう”は食べ物はでてこない“しょくどう”です。
だってあそびは子どもの主食だから。子どもの心の大事な栄養源だから。
大人スタッフは子どもたちよりも一時間早く集合。
参加する子どもたちに名前を書いてもらうテープもたくさん用意したのですが
予約や事前申込みなしなので、どれだけの子どもたちが参加してくれるのか分かりません。
私の住む町の近くで不審者が出て、しばらくの間小学生は集団下校になった時期でもあり
「もしかして一人も来なかったりして……」という不安もよぎりました。
ま、その時は大人スタッフがアフタフ・バーバンと思いっきりあそぶ、ということで。
今年一年、あそびしょくどうでお世話になるアフタフ・バーバンのりっちゃん。
忍者のコードネームは「たまごのきみこ」。
そしてアフタフ・バーバンのきょんちゃん。忍者のコードネームは「枝豆もぐもぐ」。
大人スタッフの打ち合わせのはずがいつの間にかみんなで雑談タイム!!
まぁ2人そろっておしゃべりだすと、楽しいこと楽しいこと!!
ホントはね、小さなお友達が誰も来なかったらどうしよう、って思っていたのですが
二人のおしゃべりを聴いていたら気持ちがほぐれてきました。
それぞれ、今までどんなところに住んだことがあるのかという話から
きょんちゃんの、和歌山に住んでおじいちゃんとおばあちゃんの話になりました。
きょんちゃんのおじいちゃんはきょんちゃんの話を聞いて
「話が面白いからそれを字にしなさい」といつも言っていたそう。
言葉は雨。雨降って地固まる、というでしょう。地は字だよ。だから字に残しなさい、と。
素敵なおじいちゃんだったんですね。
きょんちゃんの話はいつもすごくいい話なんですよ。
アフタフ・バーバンの代表からも「いい話だから記録しておいて」といわれるそうですが
当のきょんちゃんは話し終えると自分が話したことを全く覚えていないそうで……。
なのできょんちゃんが話をしたら耳をダンボにして聴いて、それを心に留めてくださいね。
開始時間が近づくと、なんと子どもたちがちょっとずつ集まってきて
予定していた10人を上回る参加がありました!!よかったね、の顔になる大人スタッフたち。
初めまして同士の子どもたちもいてみんな最初はぎこちなかったのですが
そこはアフタフ・バーバンが魔法をかけて
みんなでお誕生日順に並んでみようゲームをしたり、握手リレーしたり
「言われて飛び出てジャジャジャジャーン」ゲームをしたら
なんだか最初は恥ずかしそうにしていたけれどどんどん仲良くなってきて。
みんなの気持ちがほぐれてきたところで外に飛び出しました。
| アリオスの前の平中央公園には シロツメクサがいっぱい咲いていて、花の香りが漂っていました。 ちょうど朝のNHKのドラマでシロツメクサのシーンがあったそうで 朝ドラを見ているきょんちゃんは大喜び | 
子どもVS大人チームのざっくり大人数チームに分かれてのかくれんぼをしました。
大人が隠れるなら頭脳戦!!ということでこのベンチの下に腹ばいになって隠れました。
広場からだと死角になって見えませーん!!
見事最後まで見つからずに隠れていることができました。
でもきっと、通りを歩いている人が見たら「え、あの人、あそこで何してるの?!」って
ぜーったい思ったと思います。ホントはちょっと恥ずかしかったけど。(笑)
次は子どもが隠れる番。大人は「いーち、にーい」って数えるんだけど
数えながらシロツメクサを摘んでいるところ。(笑)
これね、子どもチームがそうしてたの、さっき。
そしてきょんちゃんの髪にはみんなで摘んだシロツメクサの飾りが。
こんなのほほんとしたかくれんぼ、いいでしょ?
そして次は『宝探しゲーム』。といっても普通の宝探しじゃないよ。
なんていったって『アフタフ・バーバンの宝探しゲーム』なんだから。
それぞれ一枚、折り紙をもらいます。子どもチームはピンク、大人チームは青。
これを3つにちぎって、それを隠します。相手チームはその紙、いや宝を探す、というゲーム。
大人チームが「どこに隠す?」とあたふたしている間に
向こうにいた子どもチームはすべて隠し終えて
木の下で「やったぞ!!」とみんなでポーズを決めていました。
しかし、大人チームは全然気づいていませんでした。(苦笑)
子どもたちの足取りは軽く、スキップしながら軽やかにやってくるのに
対する大人チームはのっそり、のっそり。(今日、もういっぱい走ったからエネルギー切れ)
 
子どもチームの宝をだいぶいただくことができた、と
手ごたえをつかんで自分たちの陣地に戻りました。
自分が隠したものが残っているか確認して
「あー、取られずに残ってたー」なんて喜ぶ大人たち。
答え合わせをしてみて、大人チーム善戦したつもりでしたが
子ども陣地には結構ピンクの折り紙が残っていました。
自信満々の顔で残りの宝を出してくる子どもたちの顔がまたかわいかった!!
ふふふ、楽しかったね。
| 子どもたちに「次のあそびしょくどうは何したい?」 って聞いてホワイドボードにメモしました。 おにごっこと並んで票を集めたのは“虫よけ”でした~。 次回参加される方はぜひご持参ください。 | 
そんなこんなで“あそびしょくどう”の時間は終わりました。
参加した子どもたちも「楽しかった~」といっていたのでよかった♪
次回は6/28(水)16:00~です。予約申し込み不要、アリオスに直接お越しください。
スタッフと雑談していた時にたらちねのママカフェに行ったときのことを思い出しました。
今の子どもって秘密の時間がないよね、という話。
昔だったら放課後、子どもだけで遊ぶことが多かった。
でも今は、習い事や遊びに行くのだって車で送迎してもらわないと行くことができないし
とにかく親がいつも一緒。子どもだけの時間ってないよね。
そういわれて自分の子どもの頃を思い出しました。
そんなに家から離れない場所で、子どもたちだけで遊びに行ったり、自転車に乗ったり。
大人の目のないところでいろんなこと、したなぁって。
社会状況の変化で、やっぱり親と一緒でないと安心できない部分もあるから仕方ないとは思いますが
意識的に親と離れて、子どもだけの秘密の時間が過ごすのもいいのかなと思います。
あそびしょくどうはお子さんだけの参加もできます。
一緒に参加したい親御さんもwelcome!!私たちと大人チームの仲間になってください。
社会環境はめまぐるしく変化しましたが、いつの時代も心は同じ。
ほんのひとときでも子どもの心に戻ってあそびましょ。
それから子どもと関わることをしている人やそういうことをめざしている人。
そういう人にもぜひ参加して欲しい。あそびの種をどんどん盗んでいって欲しいな。
アフタフ・バーバンは日々、いろんな子どもたちと関わっているだけあって
傍で見ていて「プロだなぁ」と感心することばかりです。
そんな方たちと一緒の時間を過ごせるなんてとても貴重ですよ。
 
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