離島が多くて、向こうの島まで見渡せました。
防人が守りについたという狼煙台。敵がきたらすぐに煙を焚いて知らせたのでしょう。
沖つ鳥 鴨とふ小舟の帰り来ば 也良(やら)の崎守(さきもり)早く告げこそ
〔沖にいる鳥、鴨という名前の船が帰って来たら、也良の防人よ早く伝えてくれ〕
海で遭難し、帰らぬ人となった志賀の荒雄にちなんで
万葉集にも関わりが深い山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだとされる歌です。
通信手段のない昔、夫や恋人を防人として送り出す人はどんな思いだっただろう。
海を見ながらハイジのブランコ。
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