2013年6月号のたっちコラムです。
私はアリオスペーパーのボランティア編集部員をしています。「文章を書くのが好きな人」という言葉に惹かれて応募したのがきっかけでした。アリオスペーパーの編集部員のページで記事を書いたり、アリオスで行われる公演を観てレポートを書いたりするのが主な仕事です。そんな編集部員対象に「もじもじ会議」なるものが行われました。もじ=文字。文字でどこまで勝負できるか、を考える会議です。いわき市出身の音楽ライター佐藤英輔さんを講師に招き、去年はみんなで「琉球の音楽」を観た後レポートを書きました。その後、互いに書いたものを読みあい、英輔さんから講評をいただきました。同じ公演のレポートでも書き手によって内容は様々。そこがとてもおもしろいし、そこが英輔さんが「文章の可能性は無限大だよ」と言われるゆえんです。私が思うのは、それぞれ心の中に蓄積されてきたものが違うから同じものを見ても見えるものが違うんじゃないか、ということ。色のついた眼鏡をかければ世界が違って見えるように、私達はそれまでの経験に基づいて外界を見、考えるのではないか。だからもじもじ会議のレポートも参加者によって内容が異なるのではないかと。そして今回2回目のもじもじ会議がありました。それぞれのレポートはアリオスのブログ Alios Style にアップされる予定ですので、興味のある方はぜひご覧下さい。
第2 回目のもじもじ会議のお題は「いわきアリオス5 周年大感謝祭! 渋さ知らズ大オーケストラの公演レポート」でした。(撮影 鈴木穣蔵) |
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