2012年4月号のたっちコラムです。
先日、念願だった絵本cafeをしました。きっかけは私が以前に読んだ、四日市にある絵本屋さん増田喜昭さんの「子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド」。大人達が絵本を持ち寄っては絵本について真面目に語り合うシーンがよく登場していて、私もいつかやってみたい!!と思っていたのです。そして思いきってあそび工房で一緒に活動しているスタッフに声をかけ、好きな絵本を一冊持ち寄って絵本の話もまじえながらランチすることにしました。知っている絵本でも「へぇ、こんな見方もできるんだ」という新しい発見があったり知らない絵本に出会えたり、ととても楽しい時間を過ごすことができました。あるお母さんが紹介してくれたのは「こどものとも年少版 ふくざわ ゆみこ 作 ともだち できたよ」初めての遠足に心細い思いをする主人公。同じように不安そうにしている子と一緒にちっちゃな困難を乗り越え、お母さんに「ぼく、ともだちできたよ」と喜んで帰っていくお話。それを読んだら、入園して泣いてばかりいた娘さんが絵本の中の登場人物に自分を重ね合わせて、それからは泣かないで幼稚園に行けるようになったそうです。きっと絵本の中の主人公とともに自分の心の中の壁を一つ越えることができたんでしょうね。そういう話を聞くと、ああ、絵本っていいなぁって思います。
会場に選んだのはroom 58 とっても素敵なカフェです |
0 件のコメント:
コメントを投稿