2014年9月号のこどもたっちのコラムです。
お盆休みに、義母が生まれ育った街、倉敷に行って来ました。よく義母は両親の話や兄妹のことなど自分の小さかった頃の話をしてくれます。なので私は義母の生まれた街を一度見てみたいとずっと思っていました。義母のすぐ上の兄が倉敷にあった実家の近くに今も住んでいるので、義母の生まれた街を案内してもらいました。昔ながらの家屋が建ち並び、車のすれ違いが出来ないような細い道が印象的でした。また今回初めて知ったのは、義母の生まれた街は源平の戦いで平家物語にも登場する歴史のある街であるということ。義母の育った家は現在は他の人が住んでいるため見ることはできませんでしたが、義母達の通った小中学校や高校、両親に連れられて通ったという教会などを案内してもらいました。また震災後、岡山の新鮮な野菜を我が家に送ってくれる主人の従姉妹や、主人が幼い頃よく遊んだ同い年の従兄弟にも初めて会うことができました。体調を崩して一緒に来ることができず、自分の生まれた街にもう50年は帰っていないという義母のために教会や学校や伯父さん、叔母さん、いとこやはとこの写真を沢山撮ってお土産話と共に持ち帰りました。何十年経っても仲のよい義母の兄妹を見て、私たちもあんな兄妹になりたいなと思いました。
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