2014年12月5日金曜日

あそび工房物語 30

「いわきアリオスを子どもの遊び場にしよう!!」と月に一度活動しているあそび工房。
あそび工房での様子などは
“いわきこどもプロジェクト http://iwakikodomo-pj.blogspot.com/
のブログで紹介していますが
2014/3/8に福島藝術計画のフォーラムで事例発表した内容を元に
こちらではあそび工房のスタッフのことなどについて紹介したいと思っています。


震災後、私は暗い気持ちで毎日を過ごしていました。
しかし、月に一度、あそび工房に参加するようになってから、今月はどんなことをしようかなと考えたり、
あそび工房を通じて新しい人と出会ったりすることができました。
はじめは屋外で遊べない子どもたちのために遊び場を提供する、そういう気持ちで始めたことでしたが
私自身、やりがいができて元気をもらいました。
気がつけば、自分自身が誰よりも、あそび工房に救われていたのかもしれません。

こどもだけでなくいろんな世代の人が楽しんでいます

はじめは一人の小さな夢でしたが、皆が一緒になって同じ想いを共有し
そしてあそび工房は現実のものとなりました。
私一人では決して実現しなかったと思います。

あそび工房は12月で第38回を迎えます。アリオスの中で一番多く開催されているのは
あそび工房だとのことです。
これからもスタッフと一緒に
「出来る人ができるときに」

あそび工房では、ワークショップでの材料費は上限2000円までは支給されますが
交通費や謝礼等はありません。みんなボランティアで活動しています。
子どもたちは地域の宝だと思いますが
快く手弁当で参加してくれるスタッフも私はいわきの宝だと思っています。

あそび工房の合い言葉は「できるひとが できるときに」。
決して無理はしないようにしています。
あそび工房は、あそびにきてくれる子どもたち、
ワークショップや運営をお手伝いしてくれるあそび工房スタッフと、そのご家族のご理解、
会場を提供して下さり事務局としてバックヤードで陰ながら支えて下さるアリオスとアリオススタッフ、
多くの皆様に支えられて成り立っています。

またいわき市には、まだまだ私達が知らない市民芸術家の方が沢山いらっしゃると思います。
あそび工房を通して沢山の子どもたちがアートに触れる機会を提供していければ、と願っております。

これからも 皆様に愛されるあそび工房 を目指していきたいと思います。

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